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Shower of light - ヒカリのシャワーを浴びて

イルミネーションスターズの新曲、Shower of lightについての記事になります。
初聴からFULLを聞いて今に至るまで、思ったことや感じたこと、感想を書いてみようと思います。一か月経つのに全然熱が冷めやらない。

何故こんなにも心を揺さぶられるのか、この感情と感動を素直に文章に書き起こしておきたい、誰かと分かち合いたいという気持ちで書いています。
もし、まだシャニソンもしくはPVでしか聴いていない方は、記事を見る前にフルサイズをぜひ購入して聴いてみてください!

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私はここで買いました(歌詞も見れた)

※以降、2番以降にも言及しているので、ネタバレ注意です!





初見の感想

2024年10月24日 (木)
在宅勤務をしながら、横の画面でシャニマスの周年生放送 『生配信見てくれないと、イタズラしちゃうぞ♥ ~シャニマス&シャニソン生配信 Anniversary SP!~』(いいタイトル) を流し見していました。

作業のBGM的な感じで流していただけだったので、正直ほぼ内容は覚えていないのですが、生放送の中盤あたりで「大作のPVです!」という前振りで新規映像が流れました。これが後に「シャニマス_283の軌跡」としてyoutubeに投稿される、周年PVとなります


PVはシャニソンの映像ともに周年を振り返る内容で、5周年振り返りPVのように思い出ボム連発の感動的なものでした。
ただ、初見時は一応仕事中というのもあって、あくまで流し見という感じ。そんな中、最後のイルミネパートでいきなりぶっこまれたのが、新曲「Shower of light」のPVでした。

「え、これ新曲?」と思う間もなくAメロ歌唱。明確に「コレ新曲だ!!」となったのは、早口パートの「海のきらめきとか...」の部分。
「暴走Pっぽい?」(ちがう)
「てか曲かっこよすぎるぞ」
この時点で、仕事は完全に放棄。イルミネが映る画面に釘付けです。
サビで超ド級の感動を与えられ涙し、そのあとはシークバーを戻して20周くらいリピートしていました。

初見の感想


ここ好きポイント

単純に、聴いてて「ここ好きだな~」と感じた箇所を挙げてみます。共感してくれる方がいると嬉しいです。

①早口パート

海のきらめきとか 空の青さ
暗い闇ではそう見つけられない

最初に耳に強い印象を残した部分、早口のパートです。
イルミネ楽曲ではまず聴いたことのない歌唱で、シャニマス全体でもあったかどうか。サビに向けて加速する前のタメのような感じで、好きなパートです。


②振動、鼓動、躍動

振動
鼓動
躍動

これも強く印象に残っています。PVはここばっかりリピートしてました。
「振動」「鼓動」「躍動」ではなく、「躍動する希望」が最後にくるのが好きです。振り付けも好き。


③すっと

満ちる 心の奥まですっと なりたい私になる

耳が新鮮で歌詞も覚えていないうちは、なんとなく「きっと なりたい私になる」や「ずっと」で脳内再生されていて、よく見たら「あ、ここ『すっと』なんだ」 と意識した部分。
心の奥まで、すっと満ちていく… 聴けば聴くほど『すっと』という響きが奇麗で好きです。


④宇宙の最大速度で

宇宙の最大速度で 高まって行く 突き抜けてく

フルサイズを購入し、歌詞を見るまでなんて言ってるか聞き取れなかった部分(宇宙に咲いた?隕石?と聞こえてた)なのですが、滅茶苦茶好きな歌詞です。
つまり光速ってことですが、イルミネという光の表現として、曲のBPMと相まって最高にカッコイイ。


⑤落ちサビ前パート

Shower of light
Shower of Happiness
Shower of light
降り注ぐ光 体中で

まさしく光のシャワー。降り注ぐイルミネ3人の声、心地のいいハモリ、後半でボレロっぽくなり、最後に向かっていく感じ。
曲名の「Shower of light」を体現したかのようなパートで大好きです。


⑥私は咲く

太陽の方を向いて 花は咲くもの
私は咲くの

これはちょっと個人的に刺さりすぎたので、歌詞の考察や、「なぜここまで心揺さぶられたか」という部分で触れようと思います。


歌詞の考察

ここからは、歌詞全体について思ったこと、考察などを書いてみようと思います。
あくまでも個人の感想であり、こんな見方もあるんだな、という感じで読んでいただけたら幸いです。

フルを聴き、歌詞を眺めていてまず思うのは、この曲は素直に読み取ると「太陽」「月」の話だということです。

生まれた時は頼りなくて 小さなもので
ぶつかり弾かれたりして やがて飛び出す

海のきらめきとか 空の青さ
暗い闇ではそう見つけられない

1番のこの歌詞は、「月」の話。

地球に衝突した隕石が小さなかけらとなり、ぶつかったり、弾かれたりしながら集まって月となった。
しかし、暗い宇宙空間にいる月からは、地球の海のきらめきや空の青さは見つけられない。

姿が見えなくても 朝も昼も夜もいつも
世界の色を絶やさずに 照らし出してる

対して2番のこの歌詞は、まさしく「太陽」のことを指しています。朝も昼も夜も常に輝き、世界を照らす存在です。

率直に読み取ると太陽と月がメインの登場人物であり、ほかの部分でもそれを読み取ることができます。
それを踏まえたうえで、では「太陽」は誰なのか、「月」は誰なのか?というのを考察すると、いろんな物語が生まれてきます。

「太陽」は真乃なのか。もしくはプロデューサーか?
歌詞の中で「あなた」と呼ばれる存在は、月にとっての太陽です。月は、太陽がいて初めて輝きを放つことができる。暗闇の宇宙から、海のきらめきや、空の青さを見つけることができる。
では、誰にとっての太陽なのか。月にとっての「あなた」とは?

めぐるなのか、灯織なのか、あるいは両方か… 
答えはなんでもいいと思います。各々の答えがあり、答えが一つである必要もないかなと。
イルミネーションスターズが、ひいてはシャニマスというコンテンツがこれまで積み重ねてきた物語があるからこそ、この一見単純な「太陽」「月」の関係性に無限の意味が生まれるのだと思います。

この物語から想起されるイメージこそが、曲を聴いたときの感動にそのまま直結しているのだと感じました。
最後に、その感動について書いてみようと思います。


なぜここまで心を揺さぶられたか

このnoteを書こうと思った一番の目的の部分になります。何故この曲を聴いて、こんなに感動するんだろう。
ここまで書いてみて、改めて気づいた部分もあるかもしれません。

まず、一番最初に曲を聴いた時、この歌詞に完全に心を奪われました

太陽の方を向いて 花は咲くもの
私は咲くの

アイドルとして輝くことに対する、覚悟のようなものを感じる歌詞。
今までのどのイルミネ曲よりアップテンポで、どんどん激しく展開していき、最後の最後にこのセリフがきて、なんだかわからない涙が出ました。

先ほど、太陽は誰か、月は誰か、答えはなくていいという話をしましたが、歌詞の解釈とは別軸で、一つ大事な事実があると思っています。

間違いないのは、この曲を聴いて、感動している私たちの存在です。ゲームやライブを観て、でもいいです。
イルミネの輝きに照らされて、感動し、エネルギーをもらっている自分がいます。今も曲を聴いて、noteを書くぞ!という活力をもらっています。

つまり、私たちにとってはイルミネこそが太陽である ということです。
真乃が、灯織が、めぐるが、太陽なんです。

でもそんなイルミネも、最初から今の輝きを放っていた訳ではありません。



微かなキラメキだった

ヒカリのdestination

「輝きをみんなに届けよう」というセリフで始まったイルミネーションスターズ。
シャニマスというコンテンツの成長と共にその輝きを増していき、ついには6.5周年。私たちは、シャニマスで描かれるコミュや、現実世界でのライブを通して、進化していくイルミネを見てきました。

生まれたときは頼りなく小さな光だったものが、いろんな壁にぶつかり、弾かれても、その壁を飛び出して。
そして超えていった先に、今があることを知っています。

そんなイルミネのこれまでの物語が集まって、「Shower of light」という楽曲になったと、そう感ずにはいられないのです。

私がここまで強く心を揺さぶられたのは、この楽曲から光を受け取ったという感覚があるからだとわかりました。
それはまさに「輝きをみんなに届けよう」というセリフの地続きであり、「輝きのシャワー」として私たちに降り注いでいるんです。

楽曲を通して輝きを、湧いて溢れるエネルギーを受け取ったことに対しての「ありがとう」という気持ちが、私が感動した一番の理由だと思います。

ヒカリのシャワーを浴びました。


おわりに

note書いている間もずっと聞いていましたが、改めて本当に良い曲だなぁとしみじみ感じています。

MVのワンコーラスしかないものを何度も何度も聴いて、フルサイズを聞いた時に「MVの先はこうなっていたんだ!」と鳥肌が立つ感じ、久々に味わいました。この体験もヒカリ。

ここまで読んでくださった方、ありがとうございました!


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