月収-65,700円生活 [表現手段とか]
昨夜は日記を書いてそのままネオポゴタウンのソファで眠りに落ちる。
LOVEMaDEのアヤさんからの連絡で目を覚ます。17時からデザインの打ち合わせだったのに時計は14時57分を指していた。
急いで歯を磨き、店の電気をつけアヤさんを迎え入れる。
LOVEMaDEとヤーンボンビング
ヤーンボンビングという刺繍ゲリラ活動がある。
ヤーン(毛糸)によるボンビング(爆撃)というその活動は、新たなストリートアートの一種としてアメリカからその名が広まった。
グラフィティーアートの用語として街に絵を描く事をボムと呼ぶが、このヤーンボンビングは街の木や銅像などをまるでセーターのように毛糸で編み包むボムを行なっている。
写真は、僕らが数年前に行った無料の野外フェスティバル『ODD LAND(オッドランド)』のデコレーション班としてアヤさんが手掛けてくれたヤーンボンビング作品。本当にすごかった。
今日はその彼女のヤーンボンビングに関するパンフレットとWebサイトを作るための打ち合わせだった。
趣味の音楽
打ち合わせが終わりしばらくすると那覇から煖臍のジュリアンがやってきた。
コッペにパンダのタトゥーを彫ってもらうらしい。
せっかく来てもらって、施術までの間おしゃべりでもしていたかったが、僕がウトウトしてしまい、ついソファで寝落ちしてしまった。
目を覚ますと何故かすぐにレコーディングが始まった。
僕らは表現手段として音楽を用いる事が多いが、それとは別で純粋な趣味としてもよく音楽をつくる。
その趣味の内の一つとして、漫画家の髙野FくんがTwitterによく謎の歌詞を載せるのだが、それ対して勝手に音楽を付けて非公式なミュージックビデオを作るという遊びがある。
(とは言っても今まで二つしか作っていないが)
マリが突然、「うわ!髙野くん新作の歌詞載せてる!」と言ったことにより、レコーディングは始まった。
作者になんの相談もなく勝手にこちら側でイメージをすり合わせながらレコーディングを進めていく。
とは言っても作曲も歌も全部マリなので、僕はいつもDTMソフトをテキトーにいじって打ち込みを作ったり素人レベルのテキトーなミックスをするくらいなのだが、今回はヤマちゃんの参戦により僕の出る幕は無く、ダブエンジニアの腕を存分に生かした(いや、生きてはないか)最高にマヌケな曲が仕上がった。
早くお披露目したいが、これから僕はアニメーションの作業に取り掛かるので、世の中に発表されるのはもうしばらくかかりそう。
今日は本当にこれしかしてない。
改装とか仕事とか全く進んでないのは本当にごめんなさいとは思ってる。
「生きる」とは
昨日、書いた十三月のドキュメンタリー「#WiSH」についての補足をもう一つ付け加えておきたい。
映像の最後で、僕が「崖から落ちたときに生を感じた」と笑い話をしていたが、その前に話していた「生きる意味を探す必要も、生きる目的を見つける必要もないと思う」と言った発言について付け足しておきたい。
すごいバカっぽい発言ではあるが、僕のあの言葉には「存在の肯定」を込めている。
アルカシルカのアルバム「不条理不協和音」でも述べているが、"生"に意味や価値を求める事は決して悪い事ではないが、時にそれが見つからない人が「生きてる意味がない」と自身の命を軽んじたり、他者にまで生きる意味を求めるあまり、存在価値の優劣が付けられたりすることも考えられる。
だから、僕は生きる意味が見つからない人、目的が無い人でも生きていて良いに決まっているのだから、必ずしも意味や目的は必要としないという話をしたくて、しかし、全くまとまりなく長々としてしまったことによってカットされてしまったのは僕の口ベタが全てわるい。
どうにか大事なことは端的に話せるようになりたいものだ。
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