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ウイポ10 2024 系統確立プレイ #21


2011年

ものすごく大変だったアンブライドルド系の支配率調整が終わり、脱力の春を迎えました。今年はオルフェーヴルの三冠の年。クラブに突っ込んで鞍上を変更(池添Jはもう十分育っていてクラシックのポイントが勿体ない)したくらいで基本は邪魔しないつもりです。ウインバリアシオンには欧州長距離をちまちま走ってもらいます。

ナスルーラとネヴァーベンドが滅亡。親系統ナスルーラがついにサイアーライン表から消えました。初期にはあれほど対処が面倒だったナスルーラもお役御免ということで栄枯盛衰を感じますね。地味に子系統ノーザンダンサーが日米で零細化していて、配合時の爆発力が少し上がっています。

種付けはサクラバクシンオー・イントゥミスチーフ・ケープクロス。ST系のテコ入れでキンカメも多少付けています。レーヴンズパスの子出しがよかったためイルーシヴクオリティは牡馬の頭数が揃いそう。インディアンチャーリーは流石に間に合わないのでPrivate化前提です。

オルフェーヴルはどうにか無事に三冠達成。乱数でトーセンラーに菊花賞を奪われてた時は流石にやり直しました。欧州でフランケルとワークフォースが、米でアニマルキングダムが大暴れしているので、海外は空き巣狙いで手薄なGIを拾っています。

鞍上が弱いのでたまに逆襲される

年末処理でサドラーズウェルズ系の馬を全て放出。年上の馬がどれも支配率が微妙に足りていないタイミングなので、ここでサドラー親化とモンジュー確立を決めに行きます。ジャングルポケットを今更ながら欧州に送り、代わりに種牡馬入りしたばかりのアーキペンコを引っ張ってきました。

インディアンチャーリーが引退したのでPrivateに回収。ほかにエーピーインディとサクラバクシンオーの引退年ですが、前者は確立済み、後者は自己所有しています。

2011年の系統確率はフレンチデピュティとスペシャルウィークです。

フレンチデピュティ系確立

フレンチデピュティが確立。世界2%(米国型)、ST系。

母系が寂しいのが玉に瑕

ダート短距離から芝長距離まで、あらゆる条件で活躍馬を送り出した万能種牡馬。米国から輸入時に買える上に史実馬が多く子出しも高いので、孫世代まで動員すれば確立は簡単です。

フレンチデピュティは通常状態だと因子ひとつのため、エディット強化して米国で所有。2つ目の因子が付いたことを確認後に売却し、2000年末に輸入された際に購入しています。ずっと持ちっぱなしでもいいのですが、CPUに輸入させれば年末の種牡馬移動枠が節約できるので。

産駒は晩成馬が多いので、種付け料が上がりにくい晩成馬を米国に、早めは日本に割り振り。ノボジャック・レフトバンク・エイシンデピュティ・ブライトトゥモロー・アドマイヤジュピタ・サイレントプライド、クロフネ産駒のフサイチリシャールを所有しました。クロフネは引退防止のため、クラブに入れて放置。ほかに自家生産馬が一頭だけ種牡馬入りしています。

やたら晩成芝馬が多いので米国送りにしよう

フレンチデピュティは3歳時にGII1勝。米国で供用後に輸入されると、クロフネ・ノボジャックの大活躍で人気が沸騰。ダートの快速馬から春天勝ち馬、クロフネのような早熟タイプからサウンドトゥルーのように12歳まで一線級など、条件・年齢不問の万能種牡馬でした。惜しむらくはフィリーサイアー気味であったことと活躍した牡馬に晩熟型が多かったことで、母系では存在感を示し続けているものの、父系は既に壊滅寸前です。

ウイポではデピュティミニスター親昇格の鍵となる存在。オーサムアゲインと併せて確立することでデピュティミニスターが昇格、ノーザンダンサー系を離脱します。収録産駒が多く確立が簡単、輸入時に買うことで寿命も楽に伸ばせるため扱いやすいです。母系がやや貧弱な点は気になるものの、デピュティミニスターが昇格すれば金銀因子を両方持てるので、牝馬を作っても無駄になりません。

産駒が金因子ゼロになることがあるので注意

ST優先継承のため、デピュティミニスターを確立していればST系を受け継ぎます。『9 2022』ではヴァイスリージェント確立・デピュティミニスター非確立か、エディットして因子抽選でスタミナ因子を付けるかという面倒な手順が必要でしたが、『10』では父の固有ST系によりどちらも不要に。実質的に強化されました。

確立時点で役割は終わりますが、クロフネを伸ばしてもいいと思います。クロフネは父に輪をかけたフィリーサイアーで、ソダシをはじめ優秀な牝馬を多数出しています。デピュティミニスターを確立・親化していれば両親ST系で、ミスプロノーザンサンデーが入らない全身零細血統。ろくな後継がいない点は割引ですが、母系から金因子を補充できれば面白い存在です。モンズーンのような高スタミナ種牡馬を組み合せてもいいですね。

父に輪をかけて母系が寂しい

デインヒル系昇格

デインヒル系が親系統に昇格。

確立さえすれば放置でOK

欧州12%での昇格。デインヒル系の確立さえすれば介入は不要です。欧州を荒らしまくってもお構いなしに昇格するので放置していました。

デインヒルとそれ以外のダンジグ2本入りは流石にあまり見かけないので、昇格で配合面が急に変わるということはありません。いわゆるガリデイン配合をはじめとして母系に入っていることが多いので、血統表の浅い位置に金因子が貰えるメリットが中心です。たまに血統表から銀因子が消えて爆発力が下がる馬もいます(フランケルとか)。

ヒズマジェスティを確立していれば母父デインヒルの馬は母系から金銀両方の因子が貰えます。種牡馬因子がないマイナー血統の爆発力を手軽に上げたい時はデインヒル牝馬と交配させると便利なのでお試しあれ。

スペシャルウィーク系確立

スペシャルウィークが確立。世界2%(欧州型)、SP系。

史実馬中心で速攻するのが楽

某ゲームを経てすっかり有名になった感のある日本総大将。牡馬が多いため支配率稼ぎは簡単ですが、意外と引退が早い上に時間をかけるとディープ産駒が出てきてしまうので、確立は早めの動きを意識すべきです。

下準備として本体であるスペシャルウィークを所有、欧州で種牡馬入り。大量にいる史実産駒を年に1~2頭ずつエディットし、産駒持ちは日本、そうでない馬は欧州で走らせます。これは国内ではSS系が15%以上の支配率で、産駒持ちでもないと種牡馬入りは不可能だからです。自家生産も行って、後継一番手になるよう支配率を稼いでいます。

史実馬からサンバレンティン・インティライミ・オースミダイドウ・リーチザクラウン・フローテーション・ブリッツェンを所有。この中で種牡馬入りが確定しているのはリーチザクラウンのみです。自家生産馬も6頭種牡馬入りして、支配率は世界3%くらいありました。子出しは悪くなくサブパラも成長型も優秀、血統もゼロ年代の欧州では基本的に被らないため、自家生産で強い馬を作るのは簡単です。

優秀な長距離馬が大量に出てくる

スペシャルウィークは98年のダービー馬。タレント揃いの”黄金世代”で天皇賞春秋制覇などGIを4勝するも、年度代表馬を凱旋門賞2着のエルコンドルパサーに攫われ、後年は顕彰馬も逃したことで話題になりました。種牡馬として期待を集めたものの、後継となる大物牡馬産駒を欠き父系は低迷中。母系に入って輝くタイプだったのか、名牝シーザリオからエピファネイア・サートゥルナーリアが出ました。エピファネイアのブレイクで、日本競馬への影響は今後ますます拡大していくことでしょう。

ウイポ的には非常に高いスペックと使いやすい距離適性、広い芝適正に優秀な成長型、加えて零細気味の母系に牝系持ちとSS直仔種牡馬の中では使いやすい部類。とはいえSS産駒という時点で次世代の配合が難しい感は否めず、どちらかといえばシーザリオ産駒の血統強化という側面が強くなります。確立しないとエピファネイアは血脈活性化配合が使えませんからね。

今をときめくリーディング候補

母父であるマルゼンスキーを確立すると母系継承で無系化します。今回は非確立のため両親継承SP系。確立地域は種牡馬入りが楽な海外ならどこでも構いませんが、欧州型で確立しておいたほうが孫世代の芝適正が広がります。産駒を欧州で走らせるためにも、ニジンスキーは欧州型で確立の上、親昇格までやっておきたいですね。

クラウンプライドがいるので架空期間まで滅亡の心配はなし。SS産駒は有り余っているので後継を取るつもりはありません。ST因子こそ持たないもののSS産駒の中でもスタミナ値が高い方で、また欧米のメジャーとは被らない血なので、牝馬を作って母系からST補完に使おうと思っています。

アンブライドルド系昇格

アンブライドルド系が親系統に昇格。

種牡馬の引退阻止がとても大変

米国12%での昇格。本体と史実産駒をかき集め、孫世代まで使って昇格ラインに届かせました。

史実馬の数が多く性能も優秀なので、自家生産の必要はありません。ただし史実牡馬の大半は産駒が1~2頭しか収録されておらず、所有しないと櫛の歯が欠けるように引退していきます。12%に届かせるには種牡馬を10~15頭所有する必要があるので、DLC購入や同時期に米国での系統確立を避けるなどして繋養施設の枠を確保する工夫をしましょう。

息子のアンブライドルズソングが母父として日本競馬と非常に相性が良かったため、アンブライドルドを血統表に含む馬はかなり多いです。有名どころではスワーヴリチャード・コントレイル・ジャックドールといった今が旬の競走馬・種牡馬がアンブライドルドを含んでおり、母系から金因子を持てるのは配合時に大きなアドバンテージになります。自力の親化が可能なので、ファピアノを確立しなくてもミスプロを離脱できる点も重要。時代やプレイスタイル次第ではファピアノを所有できないことも考えられますが、その場合もリカバリーが効くのは嬉しいですね。

スワーヴリチャードの母

今回は地域12%昇格をしていますが、より確実で気楽な方法としてアンブライドルズソングとエンパイアメーカーを確立するやり方もあります。どちらも史実馬が豊富ですし、架空期間まで血が繋がるので無駄になりません。特にエンパイアメーカーは日本に輸入されるため確保が容易で、孫の三冠馬アメリカンファラオから日本で活躍馬が複数出るなど今後の躍進に期待が持てる系統。牧場拡張DLCをわざわざ買うほどでもないという人はこちらを目指すのがよさそうです。

アワーラッシー名牝系昇格

アワーラッシー系が名牝系に昇格。

ミルリーフやブラッシンググルームといった大種牡馬や名牝ゴルディコヴァを輩出した欧州の名門牝系。日本ではフジキセキやキングカメハメハが著名です。ゴルディコヴァの母ボーンゴールドから少し生産した程度で、基本的には自動昇格。キンカメの爆発力がちょっと上がります。

クライングガール牝系確立

自家生産の架空牝馬クライングガールの牝系が確立。

独立すると思ってなかった……

クライングガールは自家生産馬で、ラフィアンの半姉ラフターの架空産駒。プライヴェイトタームズの半姉にあたります。将来的な母系インブリードを目当てに生産したのですが、牝系の血統更新サイクルが早く全然インブリードしないまま血統表の奥に消えていました。

ラフター×シャムの70年代米国配合

チェロキーローズ系のそこそこ活力ある分岐で、チェロキーローズは名牝系に昇格していないので、独立されたのはちょっとした痛手。名牝系配合が実質的に使えなくなってしまいました。いい加減重賞馬を出しすぎると配合で不利になるこのシステムは見直してもらえないでしょうか。

なおこの確立の裏でプロポンチスが滅亡していました。重賞勝ちが3代続けてないせいで牝系図に載らなかった所属牝馬がいるんですが、この子孫が重賞勝ったら復活するんでしょうかね。

2012年

オルフェーヴル・ロードカナロアが4歳の年、といえば2012年の危険さがおわかりいただけるでしょうか。こいつらが暴れている限り国内GIで悪さはできないので、重賞ドサ回りをしていくしかありません。いくらなんでもグランプリボスとルーラーシップで抗うのは無理があります。

ダートでは何故かまだスマートファルコンが現役で絶対王朝を築いており、純AI産の謎の馬だけが互角の戦いをしています。フジキセキ×トーセンジョウオーのダート巧者で東京大賞典などGI級3勝。絶妙に現実でもいそうな血統なのですが、netkeibaボタンがないので架空馬です。この馬が付けられた08年には現実のトーセンジョウオーはまだ走ってますし。

SPが73もありサブパラも高い

今年は松山弘平騎手の当たり年。既にそこそこ育っているのですが、この機会にクラシックや長距離重賞を獲らせて一気に育て上げようと思います。このイベントを使わない限り長距離Aやクラシック特性の騎手を作るのは難しいです。彼はダートが伸びるタイプのようで、育てても使わない可能性が高いですが、性能の高い騎手は何人いてもいいですからね。

グラフィックもわりと似てる方?

クラシックはゴールドシップが松国ローテを完走。ディープブリランテはどこに行ったんだ……ジェンティルドンナは桜花賞を取ったものの続く二冠は架空馬に阻まれていました。欧州マイル路線は昨年に続いてフランケルが君臨しています。米国はかなり楽になっていますが、騙馬のアマゾンビが意外と強くいくつかGIを取られてしまいました。

貴婦人をねじ伏せた秋華賞馬

年末処理はいくつかのパターンを試しました。そろそろ確立ラインに達する系統がいくつかあるのですが、米国の種牡馬枠が限界になっているので、今年はそちらの対処を優先。マッチョウノ産駒の牡馬を大量放出し、日本で種牡馬入りした産駒も米に送ります。反対に欧州からキングマンボ系種牡馬を日本に移送。Private施設にはキスザキッドを回収。キングマンボ系の国内支配率は8%越えで、ここからが勝負どころ。

引退馬はマッチョウノとモンジューが著名ですが、確立するので今回はどちらも抑えています。エクセレントアートが引退するのでピヴォタル確立を目指す人は注意。輸入馬は今年も大した馬がおらず内国産馬が優勢で、時代の変化を感じさせますね。ちなみに今年輸入されるストリートセンスは史実で米に買い戻されたため、買わないと次年度に米に戻ります。

2012年の系統確立はスマートストライクとモンジューです。

スマートストライク系確立

スマートストライクが確立。米国5%、SP系。

珍しい柔軟因子持ちミスプロ系

星の数ほどいるミスタープロスペクター系直仔では最後の大物種牡馬。孫世代まで使えば史実馬のみでも確立できますが、種牡馬枠を圧迫するので自家生産して時期を早めたほうがいいです。

フリートストリートダンサーとルッキンアットラッキーを所有し満額種牡馬入り。また自家生産馬を4頭入れています。イングリッシュチャネルとカーリンは高額で種牡馬入りするので放置でOK。牝馬を走らせてスマートストライクの種付け料を上げたこともあり、9頭で5.6%と悪くない水準でした。

史実期間の終盤にあたるため孫世代の収録数が少なく、自家生産も込みで早めに確立したいのですが、問題になるのは成長型。史実のスマートストライクは遅咲きとはいえ3歳時に3勝しているのですが、なぜか晩成普通という理不尽な査定をもらっています。ダート専門の晩成馬はウイポのシステムにおいて最も割を食うポジションで、日本国内では全く種付け料が上がらないため、流行血統のミスプロ系なのに米国でしか稼げません。芝牝馬に付けて芝馬が出るのを祈るか、本体を芝◎にエディットしましょう。

スマートストライクはハンデGIを1勝したカナダ産馬。現役時の実績は一流半止まりですが、イングリッシュチャネルとカーリンという最強クラスの後継が出て北米リーディングに輝きました。ダート短距離から芝中距離まで距離・馬場・牡牝を問わない万能種牡馬で後継のカーリンが活躍中。日本ではスターズオンアースの母父として見る程度でしたが、昨年パレスマリスが輸入されたこともあり今後ブレイクが期待できる系統です。

2025年も現役の大種牡馬

ウイポではミスプロの最後の大父系で、完全な北米完結型。ミスプロ直仔なので自家生産には向いておらず、分割前提の確立となるでしょう。母系がターントゥ・ハイペリオンと完全な零細なのは評価点ですが、非ST優先なのでケーンを確立してもST系にはなってくれません。

後継はカーリンとイングリッシュチャネルの二大巨頭。これ以外の父系は全く伸びず、12%昇格には頭数が足りないので、この2頭を確立して親昇格を狙うことになります。どちらも母系にノーザンダンサーが入る片親SP系で、差別化点は馬場適性くらいしかありません。芝担当のイングリッシュチャネルはやや産駒が弱いのでプレイヤーが支えてやる必要があります。

『10 2024』時点の日本競馬にはほぼ縁が無い血統で、確立せず放置してもそれほど支障はありません。とはいえ折角ミスプロの分割を細かくやっている箱庭なので、親昇格させるつもりです。史実で伸びる分岐はカーリンですが、ダート専でターントゥ2本がやや気になるので、今回はイングリッシュチャネルを伸ばそうと思います。確立したはいいものの全然使っていないシアトリカルが母父なので、ここらで活躍させてあげたいですし。

地味に名牝コミッティドの孫

サドラーズウェルズ系昇格

サドラーズウェルズ系が親系統に昇格。

遅めの時報。まだまだ伸びる

欧州12%での昇格。一昨年くらいから10%代をうろついていたのですが、うっかり昇格してしまうとマキャヴェリアンとアンブライドルドが押し出されて昇格できなくなるため、限界まで史実馬の引退を引き伸ばしていました。

ゼロ年代後半からガリレオ系が一気に支配率を伸ばし始め、それにハイシャパラルとモンジュー産駒が加わって昇格ラインに達します。放置しても昇格するかと思いきや、昇格前にガリレオやモンジューが離脱してしまうことがあるので、欧州を荒らしている場合はある程度支援したほうがいいです。

ゼロ年代後半にモンジュー系の有力馬が多く、ここを押さえることで支配率上昇のタイミングをある程度コントロール可能。もともとモンジュー系は確立する予定だったので、昇格より先にモンジューが確立しないように確立順の調整も行いました。

昇格によりノーザンダンサー系を離脱します。ノーザンダンサー解体の中ではストームキャットと並んで重要な部分。昇格済みの系統でも配合時に参照される父父・母父がサドラーズウェルズという馬は多く、よく見ると爆発力が-2されていたりします。

日本では走らないと言われ続けているサドラーも母系での影響は大きく、エルコンドルパサー・フサイチコンコルド・シーザリオ・ヘヴンリーロマンスといった名馬の母父になっています。特にシーザリオが問題で、エピファネイアを使うならサドラーの親化は必須級。離脱後は母系に沈めたサドラーズウェルズから金因子の補充が可能になり、フレンチデピュティあたりとの共存も視野に入るので、うまくサポートしてあげたいですね。

モンジュー系確立

モンジューが確立。欧州5%、ST系。

2010年代とは思えないスタミナ偏重

サドラーズウェルズの最良後継と目されながら早逝した凱旋門賞馬。競争能力は最高レベルで、自身と産駒を所有すれば確立は簡単です。

モンジューは16歳で早逝するため所有して寿命を伸ばします。産駒はモティヴェイター・ハリケーンラン・スコーピオン・オーソライズド・フェームアンドグローリー・ジュークボックスジュアリー・セントニコラスアビーを所有。グリーンムーンとプールモワはいなくても間に合いました。他にタビストックが種牡馬湧きします。6%以上あったので、もう1~2頭減らしても確立したと思います。

産駒はどの馬も非常に強いですが、ほぼ中距離馬しかおらず路線が被っているので使い分けて勝利数を稼ぎたいところ。スタミナ自慢の系統ですが、現代欧州競馬のトップクラスだけあって大半が早め成長型で、2歳戦から使っていけます。牝馬がほしいので自家生産しましたが、確立するだけなら史実馬ですべて賄えるので自家生産は要りません。

すごく強いのだが子出しが……

モンジューは99年の凱旋門賞馬。エルコンドルパサーの凱旋門制覇を阻み、同年のジャパンカップ遠征では体調不良ながらスペシャルウィークの4着に入りました。翌年キングジョージの馬なり完勝は必見。種牡馬としても12世代の産駒から英愛ダービーをそれぞれ4勝など大活躍したものの、スタミナ傾向が嫌われてか後継種牡馬の大半が障害向けに供用され、父系の先行きは不透明。母系に入ってはスタミナや底力を伝えるタイプのようで、パンサラッサ・ドバイオナー・パディントンなど母父での活躍馬がいます。

ウイポでもその高い競争能力と子出しは健在。父サドラーズウェルズからST系を継ぐほか、スタミナ・パワー因子が連続します。サドラー後継でスタミナ因子を繋げたい場合は第一の選択肢になるでしょう。母系がダンテで超零細なのも嬉しい。競合はインザウイングスあたりになるでしょうが、早め成長型で自家生産不要なモンジューが一歩リードする印象を受けます。なお母父ハイトップはSP系にできますが、モンジューはST優先なので父が確立している限りSP系にはなりません。

この時代にはもはや珍しくなったスタミナ因子の供給源として重宝する種牡馬ですが、同父のガリレオが欧州を、エルプラドが米国を席巻する関係で絶妙にどの地域でも使いづらいのがネック。いっそ日本で母父として使い倒すのもいいでしょう。後継はキャメロットが多少収録馬が多い程度。やけに片親STの馬が多いため自家生産も選択肢に入ってくると思います。

マイナー母系で牝馬を作りたい

余談: ここまでの確立

前回のまとめから10年経過したので、ここまでの確立を整理します。

73 マイバブー・シカンブル 親ジェベル
74 タンティエーム
75 ラウンドテーブル
76 レイズアネイティヴ・テスコボーイ
77 ナシュア・フォルティノ
78 レッドゴッド・ ファバージ 世界ナスルーラ
79 ネヴァーベンド・ヴェイグリーノーブル 親プリンスリーギフト
80 ホーンビーム・ニジンスキー 世界ハイペリオン
81 ギャラントマン・セントクレスピン 親ボワルセル
82 ルファビュルー・グロースターク 親オリオール
83 ダマスカス・ゼダーン
84 パーソロン・イエローゴッド 親オーエンテューダー・ボールドルーラー
85 バックパサー・リファール
86 ミルリーフ・セクレタリアト
87 エタン・ミスタープロスペクター 親ニジンスキー
88 ボールドリーズニング・シアトルスルー
89 シャーペンアップ・ファピアノ
90 ズルムー・クリス 世界ネイティヴダンサー
91 カロ・ノーザンテースト
92 ヒズマジェスティ・ロベルト 親ファピアノ・リボー
93 ヘイロー・ブラッシンググルーム 親ヘイルトゥリーズン
94 リヴァーマン・ダンジグ 親レッドゴッド・ネヴァーベンド
95 プライヴェイトアカウント・ミスワキ 親ミスタープロスペクター
96 トライマイベスト・ヌレイエフ
97 ケーニッヒスシュトゥール・デピュティミニスター
98 カンパラ・クリスエス 世界ノーザンダンサー 親ロベルト
99 アルザオ・サドラーズウェルズ
00 ストームキャット・トニービン
01 サクラユタカオー・ラストタイクーン
02 プライヴェイトタームズ・ダンシングブレーヴ 親ダンジグ・リファール
03 シンボリルドルフ・フォーティナイナー 親ストームキャット
04 シアトリカル・シーキングザゴールド 親フォーティナイナー
05 ゴーンウエスト・ブライアンズタイム
06 グリーンデザート・デインヒル 親ヘイロー
07 ケートス(クリス系架空馬)・サンデーサイレンス 親エタン
08 マキャヴェリアン・インイクセス 親サンデーサイレンス
09 アンブライドルド・トウカイテイオー
10 エーピーインディ・キングマンボ 親マイバブー・マキャヴェリアン
11 フレンチデピュティ・スペシャルウィーク 親デインヒル・アンブライドルド
12 スマートストライク・モンジュー 親サドラーズウェルズ

40年間で78系統を確立、26系統が親昇格。最新の10年間で10系統が昇格しています。大半が支配率ゴリ押しでの地域12%昇格なのが気になりますが、なかなか爆発力の出やすい良い箱庭になっているのでは。

ノーザンダンサー系の分割がだいぶ終わりに近づいており、あと3系統(オーサムアゲイン、ピヴォタル、ロイヤルアプローズ)で完了します。ロイヤルアプローズに少し手間取っていますが、史実期間中には終わりそう。ミスプロ分割は架空期間になるでしょう。カーリンにまだ一頭も後継がいませんし、シーキングザゴールドの離脱にはドバウィ産駒まで必要になるので。

架空期間が2025年からなので、史実期間はあと12年。ここから先は完全に未知のエリアです。とりあえず確立を予定している系統がこちら。

13 ホーリーブル・マッチョウノ
14 ステイゴールド・オーサムアゲイン 親デピュティミニスター
15 ピヴォタル・エルプラド 親ヌレイエフ
16 モンズーン・アンブライドルズソング
17 ハーラン・サクラバクシンオー
18 ジャイアンツコーズウェイ・イルーシヴクオリティ 親キングマンボ?
19 インヴィンシブルスピリット・ロイヤルアプローズ 親トライマイベスト
20 イングリッシュチャネル・キングカメハメハ
21 プルピット・ガリレオ 親ボールドリーズニング
22 ケープクロス・インディアンチャーリー 親グリーンデザート・フォルティノ
23 ディープインパクト・ジャングルポケット 親ゼダーン
24 ドバイミレニアム・シンボリクリスエス

17年はハーランとサクラバクシンオーのリミット年。ハーランの確立は諦めるかどうかずっと悩んでいるポイントです。イントゥミスチーフまでの連続確立をしてみたかったのですが、どう考えても空きがないんですよね。ジャンポケなんかは確立させるタイミングがないだけで支配率足りてますし、ハーランをどけた隙間にねじ込むといい感じ。23年の空いた枠にはゴールドアリュールかな。

史実期間も終わりに近づき、『10 2025』も発売間近。私はしばらく今作のプレイを続けるつもりですが、系統に大きな手入れが入っていたら『2025』に移るかもしれません。プリンスローズ初期親系統なみの衝撃があるといいですね。ノーザンダンサー未確立、ブレニム・バーラム確立済み、あとはアリバイ系がほしいです。次はST系箱庭がやりたいなあ。

今回はここまでです。次回は2014年まで行ったら。

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