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悩み多き子育ての12年間を振り返ってみて。気付いた一番大事なこととは?

お疲れ様です。ゆです。

子どもも12歳ともなると、自分の考えをしっかりと持ち主張してきます。
あっぱれ!反抗できるなんて、大人の階段を上っているのだなぁとつくづく感慨深いのです。
子ども自身の言葉で、色々と気持ちを聞かせてもらえると、私の子育てもまんざら間違いではなかったのかもしれないと、ほっと胸をなでおろしています。

それは子どもの生まれ持った性格にもよるかもしれませんが、私自身は小学6年生の頃、あまり自分の両親に想いを打ち明けるということは無かったように思っているからです。悩みも多かったのです。

私には両親に弟、愛犬、そして祖父母も揃っていましたが、やはり一番大事なのは愛情なんだと思います。周りの家族が、1人でも2人でも、それ以上でも、親自身が自己満足ではなく、子どもへ愛をもって接しているかどうか、またそれが子どもにちゃんと伝わっているかどうかが重要なんです。


乳児期

そんな自分のことと重ねながらの子育てですが、振り返ってみると、
もっと可愛い1歳前後には泣き声が激しすぎで、私は平常心を保つために、隣の部屋に一人しばらく泣かせっぱなしにしたこともありました。そして、卒乳のタイミングは1歳過ぎた頃がいいと言われているけれど、自分も横になって休めるからという理由があったりなかったりで、結局2歳半頃まで授乳をしてしまいました。

保育園のころ

また保育園に入ると、行事に全く顔を見せない元夫にやきもき、ストレスと心配マックスの時期でした。子どもが周りとの違いを感じて、将来グレるのではないか、または心を閉ざしてしまうのではないかと気が気ではなく、20代ぶりに近場の坐禅道場を探し、心を調えるために坐禅を組みに通いました。そこで和尚さんに悩みも聞いてもらい、大丈夫だ大丈夫だと言ってもらったのですが、なかなかその実感がわかずに苦しみました。
既にその頃のことが懐かしくもありますが、今もそのときの話は心に残っています。

少しその時の話をすると、やはり子育てで大事なのは、その親の態度が多少手が出るくらい厳しかろうが、その逆で温和だろうが、その子に対する一貫性。愛情があるかどうかだということでした。
和尚さんは予想に漏れなく禅寺で厳しく、時には手が飛んで来るような状況でしつけられたようでしたが、だからといって、親を恨んでいるとかそういう思いは一切ないとのことでした。
のちのち私も1度や2度、息子のお尻に蹴りを入れることなるのですが、愛のキックだと思ってくれていることを切に願うのであります。

また、あまり細かいところまで口出ししすぎるのも、自主性を奪ってしまう恐れがあるとも会話の中で感じました。

ちなみに私の場合、子どものためと、実家の父に、子どもの父親代わりを可能な限りしてもらいました。感謝でいっぱいです。

小学生時代

小学生になればなったで、忘れ物が多く、低学年の頃は何度放課後の小学校に一緒に宿題など取に行ったことか。また、登下校が心細いというのでしばらく付き添いました。
そして中学年になったころにWISC知能検査及び、特別支援学級(通級)を勧められ、私はしばし思考停止。
心配過剰な実家の母の元、くもんにも通い出す。
(乳児、幼児期から知育玩具や、毎晩の絵本読み聞かせ、コンサートに行ったりドリルだって購入して楽しくやらせていたのになと思う。)
ある漢字テストの前日には、今では笑い話ですが、明け方近くまで勉強させたこともありました。
結論、今となればいわゆる発達障害、グレーゾーンと呼ばれるものは、一過性のことだってあり得るし、そうでなくても個性として早期に認識することは、何も怖いことではなく、本人にとって、むしろその後の人生のプラスとなります。
何より多くの人との関わり合いは、子どもにとっていい刺激となるのは間違いなく、全てをチャンスだぐらいに思うといい。
通級の先生が、もしかしたらすごく良い方かもしれない。良い出会いが待っているかもしれない。
嫌だったらやめればいいだけのこと。

そして我が家では子どもがサッカーに興味を持ったので、サッカーチームに入れて、今もマイペースに楽しそうに続けています。
その後小学校の生活面でも、特に指摘を受けることもなくなり、お友だちとも仲良く楽しくやっているとのことです。

打ち込める好きなことがあり、
周囲や自分に対して暴力、盗みなど犯罪に触れることをしていないなら、
それで良いのです!
オールOKと思いましょう。

私は久しく、運動会の演目で参加してくれるようなお父さんがいる家庭が本当に羨ましかった!喉から手が出るほど、良いなぁと思っていました。
しかし今思うことは、周りと比べて落ち込むことは全く意味がなく、時間の無駄遣いに等しい。
どこの家庭を見てみても、良いところがあれば悪いところもある。
全てバランスなんだと思います。

我が家は家族2人で、今のところ多少の孤独はあるかもしれないけれど、ものは考えようで、感謝できる部分を探せばいくらでも出てきて、自分が幸せなことに気がつく。
孤独とは言ったけれど、ハムスターのハム丸、セキセイインコのメッシとの出会いだってあった。立派な家族!魚もいる。

子どもは健康で、走り回ることが出来る。
自己主張もできる。
あー幸せだ。

我が家にはいいお父さんは居ないけれど、全てはやはりバランスなのかもしれないと思うのです。
だから、周りと自分たちを比べるなんて無意味なんだろう。
私は今心からそう思っているし、子どもともそう噛み締めあっている。

話が長くなってしまったけれど、これまで親1人子1人、大勢の方に助けてもらって今がある。
決して述べて来たように、完璧とは言えない、思い描いていたようにはいかない子育てだったけれど、気がついたら子どもは十二分に成長してくれている。来年はもう中学生だ。

これからますますお金はかかるし、未知の思春期到来だ。
不安がないと言ったら嘘になるけれど、
これまでやって来たことを思えば、
必要以上に心配しても意味がないことが分かる。
そのときそのときを力一杯に生きる。
本当それ以上の答えはないのだと思います。

(最後に)

今、不安を抱えて、小さなお子さんの子育てをされているお父さん、お母さんへ

子どもの成長が心配なときってありますよね。
そんな時こそ、愛情多めで!!どんと構える。
出来なくたって、
いつでもその子は完成された存在。
大人の都合で考えない。

見放すのではなく引き続き、心は配る。
大丈夫大丈夫。

甘やかすよりも、厳しくしすぎることの方が、子どもの成長に悪影響があることを知ってください。

生きていると、どうにもならないことや、悔しいことってありますよね!
みんなそう。

どうか育児書に惑わされず、自分の子どもの成長ペースに合わせて対応してください。

焦りは禁物。

乳幼児期の十数年は、本当にあっという間。
今日できなくても、一ヶ月後気がついたら出来ているなんてこともあります。

取り返しのつかないことなんてない。
気がついたときが、親子関係変化のときです!

私の経験談が、どうかあなたの役に立ちますように。




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