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イスラーム伝統医学の処方箋19 風呂やシャワーの要点2

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慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名によって

処方箋19
風呂やシャワーの要点2

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前回に引き続き、お風呂場での要点を紹介します。
日本でも、特に温泉好き、銭湯好きの人にとってはお馴染み、いやむしろ当たり前な習慣かもしれません。

私自身、温泉が好きで、機会が許せば各地の温泉・秘湯巡りをしていました。温泉好きになったきっかけは、10年程前の11月初頭に栃木県喜連川にある市営露天風呂に入ってからでした。とても熱いお湯で46℃以上はあったと思います。常連さんは皮膚を真っ赤にして入っていますが、我慢比べを超えて火傷のレベルです。ただ、独特の灯油のような油臭と身体の芯まで温まり一切湯冷めしないのが気に入って頻繁に通いました。

温泉好きな人は、健康で風邪のひとつもひかない人も珍しくないと思います。毎日同じ時間に温泉や銭湯に来ている人は、ほんと鉄人のように健康なイメージがあります。

さて、今回の伝承の出典ですが、من لا یحضره الفقیهと言いまして、シーア派法学の源泉となる最重要な4つの言行録(ハディース)集の1つからになります。私としては、なるほど、温泉愛好家の風呂場での作法と言行録が重なり、彼らが鉄人なのは妥当だなぁ、と妙に納得がいきました。

それでは、
早速見ていきましょう。


以下は伝承です。


イマーム・サーディグ様(彼にサラーム)は仰った:

👈お風呂場に入った際に、熱いお湯を掬って頭🧔 と足👣に注ぎなさい、そして、もし出来るならそれをすすって飲みなさい、そのことが膀胱を綺麗にします。

👈お風呂場で、冷水もしくは他の冷えたジュース🥤を飲んではなりません、胃が病気になります。

👈冷水を頭に注いではなりません、身体を弱くします。むしろ、お風呂場から外に出る際に、冷水💧を足👣に注ぎなさい、病を身体から追い出します。

そして、もしこれらのことを守れば、
あらゆる病気から安全でいられます


典拠
―――――――――――
✅نکات طبی مهم راجع به حمام "۲"✅

🌀امام صادق علیه السلام

👈 زمانی که داخل حمام شدی، آب داغ بردار و بر سر🧔 و پاهایت👣 بریز و اگر مى‌‏توانى جرعه‌‏اى از آن بنوش که مثانه را پاک می‌کند

👈مبادا در حمام آب سرد یا نوشابه سرد🥤 دیگر بنوشى که معده را بیمار می‌کند

👈آب سرد بر سر مریز که تن را ضعیف کند، بلکه هنگام خروج از حمام آب سرد💧 بر پاها👣 بریز که بیماری را از بدن خارج می‌کند

و اگر این👆 کارها را رعایت کنى از هر بیمارى در امان خواهی بود
🔺من لا یحضره الفقیه، ج۱، ص۱۱۳

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