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呪詛 ムスリムが「アメリカに死を!」と叫ぶ意味とは?

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慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名によって

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おぉ、アッラーよ!祝福くださいムハンマド様を
そして彼の御一門を
そして彼らの救済を近づけてください

呪詛
ムスリムが「アメリカに死を!」と叫ぶ意味とは?

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ムスリムが「アメリカに死を!」と叫ぶ意味とは何でしょうか?
彼らはアメリカの何に嫌悪し、憎悪しているのでしょう?

今回はそれを端的に表した7項目を、
上から順に見ていきましょう。


1.人種差別や黒人殺害

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西暦17世紀から現在まで続いています。

2.侵略

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アメリカ軍のイラクとアフガニスタンへの侵略は2001年から現在まで続いています。

3.大量殺人

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ベトナム戦争におけるアメリカ軍による107,000回に及ぶ空爆
1965~1968年

4.重犯罪

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イラン暦1367年ティール月12日(1988年7月3日)、イラン航空の民間機を艦対空ミサイルで撃墜 

訳者註:
事件後、アメリカは撃墜によるイラン人犠牲者248人に対する補償費6,180万ドルの支払いに同意し、事実上自国軍の非を認めた、とありますが、アメリカは犯した行為に一度も謝罪していません。イラン航空655便撃墜事件

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殉教者ニーキー・マレキー氏(イラン航空655便撃墜事件の犠牲者)の息子ジャヴァード氏は「31年が経過しましたが、アメリカは犯した行為に一度も謝罪しませんでした」と証言しています。

5.テロ

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イランの原子力科学者たちの暗殺
イラン暦1389-1390年(西暦2009-2010年)

6.大量殺戮

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1945年8月6日広島、8月9日長崎への原爆投下

7.拷問

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グアンタナモ収容所での収容者への拷問は2011年~現在まで続いています。


いかがでしたでしょうか。
ムスリムたちがアメリカの何に対して怒りを叫んでいるか
少しでも汲み取って頂ければ幸いです。


アメリカへの怒りとは
アメリカの

傲慢さの追求 استکبار


に対する怒りです。


ムスリムたちは「傲慢さの追求」の具現であるアメリカに対して
死を叫んでいます。


イスラームでは、
偽信者や不信仰者に対しても
侮辱・罵詈雑言・悪口が禁じられている
一方で、

呪詛は
問題ないだけではなく、
むしろ唯一神や唯一神に近い人々の敵達から
吉兆や祝福を得る実例の1つなのです。

世道人心の調律 呪詛 25弦目

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