先生の面前~先生と弟子の礼儀と義務 31言目
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名によって
شهید ثانی シャヒード・サーニー著
ムニヤト・ル・ムリードゥより
著者:セイエド・モフセン・ホセイニー・モラードアーバディー師
先生の面前~先生と弟子の礼儀と義務
第二部 先生に特化した礼儀と義務
第二章 先生の弟子との関係における礼儀と義務
31言目
《学問の総体的法則》
先生は授業において、
学問の総体的な法則や原理を
弟子たちに話さなくてはならない
訳者註:
総体的کلّیとは、一般的な概念、その言葉・単語を複数のものに当てはめることが出来る概念のことです。
たとえば、人間、この「人間」という言葉は、複数の実際に存在している人に当てはめることが出来ます、有本さん、鈴木さん、千葉さん、佐藤さん、太郎君、花子さん…という具合に。
ですから、ここで「学問の総体的法則」が言いたいことは、あらゆる学問に当てはまる法則や規則、原理を指します。数学にも、理科にも、社会にも、公民にも、哲学にも、あらゆる学問に当てはまる規則や原理を先生は説かないといけない、とここでは述べています。
典拠
――――――――――
《قواعد کلّی علوم》
استاد باید ضمن تدرسی، اصول و قواعد کلّی علوم را برای شاگردان بیان نماید
ここから先は
0字
¥ 313
いただいたサポートで、日本人のイスラーム研究を応援します!