世道人心の調律　侮辱・罵詈雑言・悪口　２８弦目

慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名によって

おぉ、アッラーよ！祝福くださいムハンマド様を
そして彼の御一門を
そして彼らの救済を近づけてください

侮辱・罵詈雑言・悪口

イマーム・カーズィム様（彼にサラーム）は仰いました：

（侮辱・罵詈雑言・悪口）の口火を切った者は、
より暴虐者であり、その相手の罪も被るのです。

その被害者がやり返し過ぎない迄ならば
تحف العقول：412

訳者註：ここでの ما は、ما شرطیه زمانیه

✂️侮辱・罵詈雑言・悪口は、

呪詛とは反対に、
言葉における最重要な災禍であり、

たとえ不信仰者や偽信者に対しても
それらを言うことは許されていません。

📍至高なる唯一神は、6.家畜章108節にて仰います：

多神教徒の偶像にさえも、
あなた方は侮辱・罵詈雑言・悪口を言ってはなりません。

何故なら、
彼らも敵意と無知の観点から
唯一神に侮辱・罵詈雑言・悪口を言い放つからです。

🔆アミール・アル＝ムウミニーンであられるイマーム・アリー様（彼にサラーム）は、スィッフィーンの戦いで、

味方の教友たちがシャームの人々やムアーウィヤ・ブン・アブースフィヤーンへ放った侮辱・罵詈雑言・悪口を耳にされた際、こう仰いました：

私は嫌悪しますし、良い気がしません
あなた方が侮辱・罵詈雑言・悪口を言う人々であることが。

侮辱・罵詈雑言・悪口の代わりに、

もし、
シャームの人々やムアーウィヤの行ったこと、
彼らの状態を描写して語っていたならば、
より正しかったのです。

⚜預言者様（アッラーが彼と彼の御一門を祝福されますよう）は仰いました：

信仰者مؤمنに侮辱・罵詈雑言・悪口を言うことは不埒فسقな行為なのです
（つまり、そのヒトを信仰の内から追放するのです）

訳者註：
فسقとは、果実が熟して腐敗すると中のタネをその果肉の中に保っておくことが出来ず、タネが抜け落ちてしまうこと、つまり核を保てず手放すことを言います。

そのため、
イスラーム法学用語としてفسقと言う場合は、
禁忌حرامをすることと義務واجبを放棄تركすること、
罪をすることと唯一神の命令を放棄することを指します。

典拠
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💡 دشنام و ناسزا 💡

✂️سبّ و دشنام از مهمترین آفات زبان است که برخلاف لعن کردن، حتی کافران و منافقان را نیز جایز نیست ناسزا بگوییم.

📍خداوند متعال در آیه ۱۰۸ سوره انعام میفرماید: حتی به بت های مشرکان هم دشنام ندهید چراکه آنها نیز از روی دشمنی و بدون علم، خدا را دشنام میدهند.

🔆امیرالمومنین علیه السلام وقتی در جنگ صفین شنیدند که گروهی از اصحابش اهل شام و معاویه را دشنام میدهند، فرمودند: من کراهت دارم و خوشم نمی آید که شما اهل دشنام دادن باشین، به جای این کار اگر کارهایشان را توصیف و حالشان را ذکر میکردین درست تر بود.
📝نهج البلاغه، خطبه ۲۰۶

⚜پیامبر اکرم صلی الله علیه و آله وسلم: ناسزا گفتن به مومن فسق است( یعنی انسان را از دایره ایمان خارج میکند)
📝کافی، ج۲، ص۳۶۰