楽しみつくった

・どこか遠くに行きたい衝動に駆られて、唐突にホテルを予約した。

・その日に予約したのは土曜→日曜の一泊分だったが、後日金曜に有休を入れて金曜→土曜のホテル(というか宿)を追加で予約した。

・エヴァのミサトさんが「風呂は命の洗濯」と言っていたが、そういうものが誰しもあると思う。

・ちなみに風呂は命の洗濯説に少なからず影響され、近所の銭湯に行ってみたがなかなか良かった。

・私は裸眼でコンビニに行って少し後悔する程度の近眼なのだが、その日は裸眼で銭湯に行ってしまった。この銭湯は初めてだが、銭湯という物自体は初めてではないので舐めてかかってしまったのだ。

・端的にいうと、初めての銭湯に視力補助アイテムは必要だった。

・言い訳をするのであれば、初めてのコンビニには裸眼で行けるから、初めての銭湯にも裸眼で行ってしまったとそういうこと。

・大きな銭湯ではないが、銭湯とはそもそも大きな風呂であるのと、期待していたよりもずっと清潔にされていたのがかなり良かった。あとは客がなぜか一人である率が高くて居心地が良かった。

・自宅の風呂に湯を張る習慣がないため、足を伸ばして入る風呂にもかなり癒された。

・そのためか、今回の一人旅では温泉付きの宿をとってみてしまっている。

・普段自宅の風呂に湯を張らないあたりからお察しだが、私の風呂に対する意識は低めである。風呂のリラックス効果・安眠効果・血行促進効果、などもろもろ、風呂に入ると良いとされるものを軽視している節がある。

・入れば気持ちいいし、タダなら毎日張るが、そうではないならやらないくらい。

・だが、たった一回の銭湯経験によって今度の温泉宿をかなり楽しみにしている自分がいる。これが加齢か、とも少し思うが、楽しいことが増えるのは純粋に良いことであるはずだ。

・旅の目的はポケモンセンターカナザワ。2020/11/20にOPENしたがまだ行けていない。都心ではないので金沢へのアクセスは車が最良なのだが、スタッドレスタイヤを持っていないため手前の山々の雪が溶けるのを待つ必要があった。

・あとは、美術館関係を廻ったり、泊まるホテルに自転車のレンタルがあるようなので、自転車を借りてウロウロしてみるのもいいかもなと思っている。車麩のおでんも食べたい。車麩のおでん、かなり食べたい。

・なにより、たった一発の(二発だが)予約完了で、私はこうやって何をしようかいつ行こうかと楽しみにする権利を得ることができたのだ。これはでかい。ほんとうにでかい。人って楽しみを作っておくことで生きていけるのだなと改めて感じている。

・新しくできたというKAMUというのにも行ってみよう。

・サービスエリアも無駄にたくさん寄ろう。

・猫カフェのご主人にいただいた「鬼っ子」があったら必ず買おう。

・焼き物関係も見ていたらちょっと興味がわいてきた。

・車麩のおでんもそうだが、あげのおでんもあるんだろうか。あるなら食べたい。

・羽二重もちも買わないと。

・お土産買う人リストアップした方がいいかな。

・一泊目の宿は福井だが、恐竜博物館なるものに行くことにした。

・たのしみ。

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