3日後には、どうにか。
「しっかりしなさいよ、落ち込むのは3日と決めなさい。」強くてしなやかで、美しい女友達に言われた。彼女は強い。私ように酒や安定剤に逃げたりはせず、とことん自分と向き合う根気がある。美しい。真っ直ぐで、眩しくて仕方のない、憧れの友人だ。最近の私と言えば、己の人生の三本指に入る辛い出来事に苛まれて平常心ではいられない日々を過ごしている。今もレモンサワーを飲んで気持ちを紛らわせながらこの文章を書いている。はあ。なんでこんなにも人生は波瀾万丈なのか。仕事柄あまりプライベートのことは詳しく語っていないからみなさまからしたらなんぞや、と思うだろうね。ごめんなさい。でもきっと私以外の人々も毎日いろいろなできごとに頭を悩ませているし、もっともっと深刻な悩みに苦しんでいる人がたくさんいる。生きているだけでいいじゃないか。くだらない自分の悩みが情けなくなる。子供の頃から一つも変われていない。失恋で落ち込んで、30キロ代まで体重が落ちて毎日涙をボロボロ流しながら寝込んだり。それで胸がなくなってしまってお仕事の本番のときにはヌーブラを2枚重ねして行ったっけ。あの子は巨乳だね、なんて某掲示板に書かれたりして。焦ったこともあったな。ごめんなさいね、その時の胸は、にせもの。今は本物だから許してね。その頃から仕事だけは穴を開けたことはなかったけれど、とにかく寂しがり屋で1人では生きていけない。そのくせ甘え下手な長女気質が強くて、すぐ強がったり自分を大きく見せたがる。自分のダメなところをひたすら書いていたら、さらに情けなくなってきた。どうしようか。3日で落ち込むのを終わりにする、そうだな。ウジウジしていても時間がもったいないので、ちょっと試してみようと思う。だからいまは、好きなだけウジウジする。3日後には最強の笑顔であっけらかんとしてやるんだ。その頃まだウジウジしていたら、Twitterでもなんでもいいから、叱ってね。ここまで読んでくれて、ありがとう。