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「波に乗る」ことを純粋に楽しむ
・鎌倉に行ってきた。
・江ノ電に乗って七里ヶ浜まで行った。海にはサーフィンを楽しんでいる人がちらほらいた。その様子を見て、「サーフィンって波に乗るスポーツなんだ」と漠然と気づく。
・何を当たり前のことを、と思われるかもしれない。でも、私にとって「サーフィンとは波に乗るもの」という気づきはかなり新鮮だった。波に乗り、どこか島に行くわけでもない。ただ波に乗る。浜に打ち寄せると共に消える波。波とともに戻ってくるのは浜。そしてまたサーフボードと沖に出て、また波に乗り浜近くまで戻り……
・この一連の流れを繰り返すサーファーの様子を見て、「なんかいいな」と思った。どこに向かうでもなく、ただ「波に乗る」ことだけをする。それがすごくいいと思ったのだ。
・同じ海に繰り出すものでも、船と違ってサーフィンには地図的な目的地がない(プロになりたいとか、技術を上げたいとか、技が出来るようになりたいとか、そういう目的はあるだろうが)。波に乗るためにサーフボードと沖へ出て、波と共に浜に戻り、またサーフボードに乗って沖に出て、また波に乗る。それを繰り返すサーファーを見て、「波に乗ってアメリカまで行くぜ!!」みたいな話ではないのだなぁと気づく。
・これって実はすごくいいものなんじゃないだろうか。目的地などなく、波に乗るという過程を楽しむスポーツ。波に乗ってたどり着いた先には特に何かあるわけでもなく。
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・ただ波に乗る、過程のようなアクティビティを楽しんでいるサーファーの方たちを見ていた(素人だからそう見えていただけかもしれないが。だとしたらすみません)。楽しむってこういうことだよな。本当に楽しむなら、目的地が何かとか考えず夢中になれることがいい。そういうものを人生の中でたくさん持つといい気がする。
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![秋海まり子](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144808405/profile_53ad80d45cf50c45e0e32621dc915275.png?width=600&crop=1:1,smart)