しくじり就活。【私が後悔してるワケ】
前回に引き続き、就活の話。
内定が出ていないにも関わらず、2018年の6月に
私は就活をいったん止めた。
理由は様々あるが、なにより夏は予定がいっぱいだったからだ。
7月はプロ劇団の音響操作、8月はサークルで脚本演出。
これらの予定と就活、どっちを優先すべきか。
「将来がかかってる就活に決まってる!」という意見もあるだろうが、
参加する予定のプロ劇団は憧れに憧れ倒した劇団で、
こんな機会は二度と訪れないという確信があった。
サークルで脚本演出も
「サークルへのモチベはともかく、脚本演出はやるまで死ねないわ…」
と思っていた。
二つとも「今、この機会を逃したら後悔する」ものであり、
もしやらなかったら、その後の人生はきっと
ずっと曇りだっただろう。
晴れ渡った青空のような心ではいられない。
そう本気で思っている。
何にせよ、この二つの予定は実行され、
それに関してはひとつも後悔していない。
「夏は就活止めよう、やりたいことに集中しよう」と思ったからこそ打ち込めたし、
色んな人からお褒めの言葉を貰ったりして、
「私にも、できるもんなんだな」
と、自身のバイタリティに
心底驚いた。
問題は、この夏以降である。
秋から就活を再開したはいいものの、一発目の企業の、
面接前の段階で落ちた。
はい、この時点でやる気喪失。ハイ無理ー!
やっぱりひと夏過ごしたところで、私は何も変わってなかった!
我が人生、一億片の悔いしか無し!
おいおい一社ダメだったぐらいですぐ諦めんなよ、
と今の私だったら言ってやるのだが、
出ばなをくじかれた当時の私は、就活のへのモチベーションが一気に
下がっていくのを止められなかった。
次に受けたのは、テレビ制作会社だった。
目的の出版編集者という仕事が
思った以上にハードルが高いことを
痛感した私は、
「メディア繋がりだし、ちょっと面白そうかも…」
という何とも浅はかな理由で面接を受けた。
久々の面接。
それまでほとんど眼中に無かったテレビ制作。
もちろん、テレビ業界に入りたいと本気で頑張っている就活生とはうって変わって、
そこまで興味が無いので
事前に仕事内容を調べることもほとんどしなかった(おい)。
しかし、ここがダメなら次はどうしようという不安は募るばかり。
はっきり言って焦っていた。
結果、緊張しいな性格も相まって
「そんなに自信なさげに話さない方がいいよ(笑)」
と、面接してくれた会社の代表の方に言われる始末。
テレビ業界の基礎中の基礎を説明され、
「あ、何も調べてないことが露呈した。終わったな」
と、面接中に案外冷静に考えていた。
しかし、結果は何故か内定。
ここからが、今現在の私に繋がる、
後悔の道の始まりだった。
そう、これは他ならぬ、
私・秋海まり子の、
就活失敗談である。
(前回からまとまっていないが、まだまだ続く)
日々の思うことを綴ります。エッセイ大好き&多めです!