毒毒した毒苺を食べようとするあなた
やめてください。
それはどう見ても毒苺です。
毒と苺はパッと見似た漢字ですが、似た感じではありません。
明らかに違います。
その毒々しい色を見てください。
どう見ても毒でしょう?
毒毒しているでしょう?
なぜあなたはそれを食べようとするのですか?
毒とわかっていて食べるのですか?
それほどまでに、あなたにとってのこの毒苺は魅力的なのですか?
そんな目で私を見ないでください。
ゴスロリの衣装を着た私を見ないでください。
あなたを遠ざけるために、私はゴスロリにしたのですから。
こんな毒毒した私なんて、あなたは嫌いでしょう?
でも私はあなたに抱かれたい。
ああ、あなたが欲しい。
毒毒した私を食べたいですか?
さあ、どうぞ。
おわり。
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