自称INTJによるポケモンで学ぶ人間分析~2章 個体値と努力値~

ポケモンの個体値と努力値の解説

同じポケモンでかつ同じレベルのポケモンが2体いたとする。種族値が同じでレベルが同じであれば、各パラメータは同じになるのではと思う。しかし、ポケモンでは個体値が設定されており同じポケモンであっても個体ごとに微妙にパラメータに差が出るようになっている。

努力値は特定のポケモンを倒したり、道具を使うことで上げることが出来る。努力値をふるといった言い方をするが、これをすると何もしない時と比べてパラメータを強化出来る。

リアルでの個体値と努力値

個体値に関してはポケモンとは違う感じで捉えている。個体値は経験とか努力ではどうにもならない才能・素質というイメージで捉えている。

基本的には種族値の考え方に包含したいと考えている。つまり、レベルさえ上げればどんな能力でも向上すると思っている(伸びやすさには差があれど)。

しかし、例えば容姿というのは努力などではどうにもできない部分もあるので、個体値と捉えるようにしている。

努力値は分かりやすい。”努力して伸ばす”やつである。レベル上げのイメージが全体的に人間として成熟するという感じだとすれば、努力値をふるのは特定の何かに時間を費やして訓練することで鍛えるイメージ。

リアルでは努力値振りが重要


ゲームではレベル上げして能力アップするのが基本で、努力値を振るのは最後の仕上げという位置づけだが、リアルにおいては努力値振りの方が重要と考えている。

前回レベル上げの話をした時に、レベル=年齢のようなことを話したがレベルの上昇は自分の中ではそのくらいのペースで捉えている。そんなすぐにはレベルアップしない。

日々少しづつ成長を実感するのは経験値によるレベルアップではなく、努力値振りの結果による特定の能力向上によるものであると考える。

ゲームでは経験値によるレベルアップはあまり意識しなくても、適当に野生ポケモンを倒していればする。しかし、努力値振りは特定のポケモンを倒すやアイテムを使うといった意図した行動をしなければ向上しない。

リアルでも同じで、レベルアップは適当に生きていても年齢とともにするかもしれないが、努力値による成長は適当に生きているだけではしない。自ら意図して行動しなければ努力による結果は実らないのである。

やはり、ポケモンはよく出来ていると思わされる。


もちろんレベルアップも大事

努力値振りが重要とは言ったが、レベルアップももちろん大切である。適当に生きていても経験値は稼げるが、当然雑魚を倒しているだけでは経験値の稼ぎは悪い。時には強敵に挑戦することで多くの経験値を稼ぎレベルアップを目指すのが重要と思う。

努力値振りでは特定の能力やスキル向上がメインだが、レベルアップでは人間力とも言える全体が向上すると思っている。特に訓練したわけではないけど、以前出来なかったことがいつの間にか出来ていたというのはレベルアップによって、全体的に成長することによってなされると考えている。

また、ポケモンはレベルアップによって進化することができるが、リアルでもそのようなことが起こると考えている。進化すると種族値が向上するので以降の成長率も向上する。ゲームではタイプ(炎タイプや水タイプといったもの)が追加されたり、とくせい(そのキャラ特有のパッシブスキル)が変化するといったところも同様である。ここらへんは新しい価値観の獲得や価値観の変容といったものであると考えている。

俺流リアルでの個体値と努力値の向き合い方

個体値に関しては、潔く諦めるようにしている。生まれ持って持っているもの持たないものが人それぞれある。それについて文句を言ってもしょうがないので、すっぱりと諦める。

他人の個体値を羨むことがあっても、侮辱することはないようにしたいなと思っている。

努力値に関しては、振り方に気をつけたいと思っている。努力値は無限には触れない。努力するための時間と労力が無限ではないからである。

ポケモンでは基本的に自分の強み(種族値が高い部分)に全振りするのがセオリーである。逆にステータスが均等になるようにしたり(種族値が低いところに振ったり)、万遍なく振るのは悪手とされている。

自己啓発なんかではよく言われる、短所ではなく長所に着目せよだったり、尖ったやつになれというやつである。

他にも面白い振り方がある。
仮想敵を想定して対〇〇調整の振り方をするのである。

例えば、相手を確定で1発で倒せる攻撃力になるよう攻撃に努力値を振り(最大まで振らず)、代わりに余った分を素早さに振る。こうすることで〇〇より素早く動けて確実に仕留めるポケモンに育成するのである。

このように自身の戦略に合わせた努力の仕方をするという考え方はポケモンから学んだ。必ずしも最大まで努力する必要はないのだ。自分の目的に叶う分だけ努力すれば良い。

また、弱点についても人並みまで努力する必要はない。最低限目的達成に支障ない程度まで努力し、足りない分は他でカバーすれば良いのだ。

ポケモンの話ではあるが、努力値の振り方次第で低種族値のモンスターが特定の高種族値モンスターキラーとなることもある。前回は高種族値の奴には敵わないと書いたが、戦い方によって勝てることもあるのだとこれもポケモンから学んだ。

今回はここまで。



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