デザイン X 旅の写真
私は旅が好き。
(なので、この話は旅好きデザイナー以外共感しないかもしれない...)
コロナ禍でなかなか行くことができなくなった一方、写真を振りかえる時間が増え、デザインにも活きているんじゃないかなぁというお話です。
旅先の写真を眺めながら...旅先では気づくことができなかったことに気づき、仮説をつくることができるところが、「旅の写真」にはあるんですよね。
ベトナム、ダナンにある市場の写真。
東京だと地べたに野菜を置いて売っている光景をなかなか見ないですよね。
隣では肉を切って売っているので血のにおいが交じった市場でした。
この野菜の配列を見ると一見規則性がないように見えるんですが、ニンジンやサツマイモなど土の中にある野菜は下の方に、ピーマンは中段。木の実類や傷むのが早い葉ものは上に...と気を遣って並べているんじゃないかと思うんです。
ヘルシンキ。(ずいぶん経ちますが。) 駅近く。
印象としてはゆったりと時間が流れていて、穏やか。でもちょいちょいロック。夜、レザージャケットを着たロックな集団をみかけたのを思い出しました。
ちょっと割れている石畳の道を見ると、あー日本って道、綺麗だよなぁ。。と。自転車は走りにくそうです。
気づき⇒仮説⇒問い⇒解決策 の順でデザインプロセスを経ていくのですが(私は)、「旅の写真」には旅先での体験では素通りしていたことに気づかせてくれます。
写真。。残した方がいい。
ラオス 謎の市場に向かう途中。
レジ袋...穴空いていたんですよね。
それとこの1枚の因果関係があるのかは謎ですが、荷物が入るタイプの車がだなぁと思います。じぶんの移動というよりは、荷物をはこぶために乗っているのかもしれませんね。
(もう一回行かないとな。)
コロナで、旅行を控えていたため、「旅の写真」を見返すことが増えました。旅先では得られなかった発見の場になっていて、旅に出るより旅に出た気持ちです。
写真。。残した方がいいんじゃないかなぁと。
写真を眺める行為がじぶんのデザインプロセスにあるだけかもしれませんが。
では。