帝国ホテルの凄み☆
数十年ぶりに、以前勤めていた会社の同期会が帝国ホテルで行われました。
以前の勤務先のすぐ近くにあります。
数百人が参加することもあり、半額以下の料金で泊まらせてもらいました。
(もっとも、ほとんどの参加者は関東在住で、私のような地方在住者は少数でしたが)
東京駅からタクシーで到着すると、良い感じの男性が出迎えてくださり、流れるようにフロントに案内され、ちょうどチェックインの時間帯だったせいか、数名並んでいましたが、フロントのスタッフ数も多いので、ほどなく案内されました。質問はございますか?と言われたので、翌日の同期会について尋ねたら、椅子に掛けてお待ちください、と言われ待ちました。ここまでの流れも至極丁寧で、旅の疲れもどこかへ行ってしまったかのよう。
お部屋に着くと、担当スタッフさんが、また丁寧に説明してくれました。
コロナ禍では、外資系の高級ホテルに何度か泊まりましたが(よい意味で)
まったく対応が違うな、と感じました。
お部屋でアロマトリートメントを受けましたが、通常よく言われる「ここが凝ってますね」などの発言もなく、逆に「お肌がきれい」と褒められ、よい気分に(笑)。とてもリラックスできました。
仕事から帰ってきた家族と、ルームサービスを注文したら、時間ぴったりに来て、ピンクのバラが添えられたテーブルセッティングで、高品質な食材を使っていることがわかるメニューを、おいしくいただきました。
(一口食べるごとに、家族も、美味しいと、唸っていました)
翌日は、同期会に参加するため、荷物を預かっていただきましたが、帰りに荷物を受け取る際の対応も、非常にスマートで、タクシーも待つことなく、
すぐに乗車できました。
なんだかまるで、夢を見ているような、不思議な感じでした。
ホテルは、年季が入っていて、少しタイムスリップしたかのような印象ですが、それがなんとも心地よいのです。(中高年層は特に、安心されることと思います)
古き良き時代の日本に戻ったかのような、温かくて繊細で、優しい接遇を
受けて、心身共に満たされました。
帝国ホテルの関係者の皆様、本当に、ありがとうございました☆
(おまけ)
ちなみに、もうこの世にはいない両親が、ずいぶん昔に結婚式を挙げたのが
この帝国ホテルでした。
(古い建物は、現在、愛知県の明治村に移築されています。
母が行きたがっていましたが、連れて行ってあげられなかったのが心残り)