わかる範囲で
11月25日(いい☺︎の日)リリースしました
KADOMACHI EP“GOOD LUCK BEAT”
🎧https://big-up.style/2E276XBWlo
各曲少しずつわかる範囲でお話しします。
わからない範囲も全然ある。
その前にみんな来月のツアーの予約をしてくれ。
https://t.livepocket.jp/t/4-k7-
1.いい顔してるね
こちらDEMOが完成したのはこの時ですね。
みーちゃんがイケてるリークしてる。
自己肯定感の高い音楽って最近邦楽で人気があるなと思いつつ、“オレたちイケてる”的な空気は個人的に得意ではなかったので、どんな形ならKADOで作れるかなと考えた結果“いい顔してるね”に辿り着きました。
知り合いから言われてる形なら素直に嬉しい。
KADOのイメージを誇張しつつ拡張するつもりで作りました。流行っているものも取り入れつつ、おしゃれすぎないダサさとのバランスをとったつもりです。気に入りポイントは00:13~で鳴ってるシンセ。ダサくて嬉しい。
歌詞はみんなで作りました。
「いい顔してるね♪
スキップ・パジャマ・ランウェイ♪」
だけ私が決めて、他のところはメンバーで作りました。割と大半ほそかわですけど、オブリさんのセンスが光る歌詞も混ざっています。KADOとしては珍しいし、今まで部屋にこもる形で作ってきた自分としては面白い制作だった。
2.だったら
いしはま的カオス。
デモの締切間際、同時に何曲か試していたし、他の制作もあるし、疲れちゃって「もうなんかよくわかんない〜」って状態で作ってましたね。曲頭の“イェーイ!”は空元気から生まれている。現実逃避しています。
歌詞は何か解決したいようで全く解決していない。騙されちゃいけない。皆なんかいい感じだけど何も解決されていない。
ただ解決するのが目的じゃないので、これはこれで役割があるんです。
音楽的には自分のルーツであるゆずや去年大ハマりした清竜人さん、それとファンクミュージックなどを混ぜこぜにしているつもりです。
レコーディングは雑誌見ながら喋ってる声をとったり、みんなで歌ったりしました。
タンバリンで乳福亭さんが参加してくれています!(嬉しい!)
それとベースラインが気に入っています!
3.あたらしいことば
この曲は2021年にデモがほぼ完成しています。murffinとやっていくぞ、というタイミングで「いやーなんかしら名曲書きたい。」「名曲はいつだってラブソングの形をしているよな。」と浅はかな考えで書き始めましたね。でも持論ですが、本当に素敵なラブソングって恋愛の香り以上に素敵な匂いがするんです。ラブソングの皮をかぶった素敵な曲が書きたかった。
大人ロマンスの濃いビターな雰囲気じゃなくて、もっと子供でもわかる認識していない愛が通じ合う瞬間を切り取る意識で書きました。
4.それでは地獄で逢いましょう
やったー!再録だー!
2019年、これまた制作で生活がボロボロのときに「いや、しっかりしなさいよ」の気持ちで書いた曲です。
“しっかり生活しないと地獄にも行けないぞ”
をモットーに元気&やる気の出る曲調。
“嘘でも笑いましょう”とか結構無理してる。
でも生きていて、「必要無理」っていうのはあると思っていて。
もちろん基本無理したくないんですけど…
ここだけは頑張るか、のときにもう一個背中を押してくれる位置にこの曲があると嬉しい。
せーのでみんなでレコーディングしました!
ほぼ一発録りのライブ!
ポイントはギターソロ前、ベースのタイミングであがる歓声。そうです、歓声をあげるのはここです。そしてそれ以上をギターソロに下さい。
以上!
グッドラックビートやKADOでの新曲たちを書くにあたって、なぜ明るい曲を書くのかを考えたりしました。
私は曲や音楽が人を救うと思ったことはありません。そのために元気にやっているわけではなさそうです。
救うことがあっても、それは救ってくれる“ヒント”に気付いた自分だし、気づけた自分自身のおかげだと思う。また、そういうヒントはみんな助けたがりだから腐るほど周りに転がっていると思う。(音楽に限らず)
ハッとするタイミングだけの話なんだと思う。
そういった気付くタイミングまで、如何に困難に耐え、たのしく過ごせるか、そこに寄り添えないかと明るい曲調を作るようになったみたいですね。最近。