Ep.9 【集中力UP・時間管理】ポモドーロテクニックと砂時計のススメ
どうも!若手の研修兄さんこと、
海先輩です!
このマガジンでは、毎朝更新しているPodcast番組
「MORE CASUAる ~スキルアップはカジュアルに~」
の内容を記事として発信しています!
「勉強になった!」「もっと具体的に聴いてみたい!」
「海先輩ってどんな声?」と思った方は、
ぜひPodcastもチェックをお願いします!
■はじめに
わかってる。わかってるんだよ。
いやほんとに。でも体が言うことを聞かないんだよ。
どこか「まだ時間あるしな」と思ってしまう自分がいて。
やらないといけない仕事があるんだけど、
ついネットサーフィンをしてしまったり、
他の作業をしてしまったりして、
結局締め切りギリギリに慌てるっていう。
そんなことばっかりです。
■今日のお話は──「時間管理」について
おはようございます。海先輩です。
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
今日は【ポモドーロテクニックと砂時計のススメ】
についてのお話です。
僕は会社員としての仕事と並行してブログや
Podcastをやっているのですが、
やっぱり自分でやっている事業の方が、
どちらかというと楽しいわけですよ。
これ良くないんですけど、会社で仕事をしているときも、
油断するとブログのことを考えてて、
アイデアが閃いたらすぐに形にしたくなっちゃって、
会社の仕事を後回しで作業しちゃうことも(小声)
僕は自分が「やりたい!」と思ったことは
今すぐにやらないと気が済まないタイプで、
いい意味では行動力がある、
悪く言うと優先順位を決めるのが苦手なんです。
自分のやりたいことを夢中でやれるのは
良いことだと思いますが、それだけでは社会人として、
大人として甘いんですよね(反省)
アウトソースができる時代であるとはいえ、
自分のやりたいこと以外の仕事と向き合うことは避けられません。
そこで、自分のモチベーションに頼るのではなく、
「ルール」を設けることで、
自分のタスクを管理することにしました。
そのルールが「ポモドーロテクニック」です。
これは、25分の集中作業と5分の休憩を繰り返す
タイムマネジメント手法。
「疲れたら休む」「切りのいいところで終わる」ではなく、
時間で完全にマネジメントしてしまうのが特徴です。
■あなたのタスクは──「25分+5分」で結果に繋がる
ポモドーロテクニックはタイムマネジメント手法である
と言いましたが、「集中力」を管理する手法とも言えます。
集中力は己の精神を研ぎ澄ますことで高めるもの、
ではないんですね。大事なのは環境づくりです。
ポモドーロテクニックでは、時間をコントロールすることで
集中できる環境を生み出していきます。
まず用意するのはタイマーです。
25分と5分が計測できれば良いのでスマホや
スマートウォッチでもOK。
ただ僕は「砂時計」を使うことをお勧めします。
集中力は阻む要因があるとすぐに途切れてしまいます。
タイマーをセットするたびにスマホを触っていると、
切り替えの間とはいえ、集中のリズムが狂いやすくなるんですね。
またiPhoneのアラームや、
スマートウォッチの振動をトリガーにすると、
聴覚・触覚への刺激が強いので、
休憩→業務に切り替える際に
「あ〜時間か〜」と感じやすいです。
それが砂時計だと、時間の経過も目視で確認なので、
余計な刺激がなくすっと作業に移ることができるんですね。
僕は30分と5分の砂時計で管理しています。
「わざわざ目視するのめんどくさくない?」
と思うかもしれませんが、見ないといけない
という状況こそ、作業をさせる誘導にもなります。
例えば休憩で席を離れたとしても、
時間の経過は自席の砂時計を見ないと
分からないですから、「自席につく」
という作業のトリガーにも繋がるんです。
■やる気は──行動し始めてから出てくる
「あ〜ランチ後やる気でね〜」
と思ったことはありませんか?
特に時々同僚と良いランチに行った後などは、
感じると思います。
多くの方が、「やる気が出るから、行動できる」
と思い込んでいますが、実は全く逆です。
行動し始めたら、やる気がだんだん出てくるんです。
なので、やる気がなかなか出ずに困っているという方は、
一旦やる気とかモチベーションとかは忘れて、
まずは行動できるための環境作りをすることが大事です。
例えば資格の勉強をしたいのであれば、
勉強をする時間(始めと終わり)と場所、
使う参考書、筆記用具を決めてから臨んでみてください。
できれば、イレギュラーで決めた時間に
できないときのバックアップも決めておく
といいですね。
これでも腰が重いのであれば、勉強をすると決めた場所に、
勉強するページを開いた参考書と筆記用具を常に置いておくなど、
少しでもサボるハードルを下げていくんです。
これで「勉強に着手する」環境はできました。
勉強を始めたら徐々にあなたの求めていた
「やる気」が出てきます。そしたらここで、
今日紹介した「ポモドーロテクニック」で
集中力をうまくコントロールする、
という具合ですね。
全ては環境がものを決めます。
人は元来サボりたい生き物ですからね。
やる気がない自分を責める必要はありません。
行動すれば必ずあなたもやる気が湧いてきます。
■おわりに
あえてアナログなものを使う、
のも案外いいものです。
世の中ITやらデジタルやらDXやら言われていますが、
それらは手段の1つでしかありません。
目的に対して効果的であるなら、
原始的なやり方だって良いんです。
手段と目的、課題と目標など、
ついあべこべになってしまいますが、
ここを明確にしておくことは大事です。
ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです!
■海先輩のおすすめ本
今日も記事を読んでいただきありがとうございます。
海先輩のおすすめ本のコーナーです。
年間200冊以上の本を読む僕が、最近読んだ本の中から
「おもしろかった!」「ためになった!」というものを
紹介していきます。
今回ご紹介するのは…
鹿島和夫さん・ヨシタケシンスケさん
「一年一組 せんせいあのね こどものつぶやきセレクション」
です。小学校の担任の先生とその児童の交換日記から
選りすぐりの日記が可愛い絵付きで紹介されています。
「え、絵本?」と思うかもしれませんが、
社会人になりビジネスの波に揉まれていると、
思考がだんだん固く、偏ってきます。
この本を読むことで、純粋に世界を感じること、
固定観念に捉われない柔軟な発想に触れられます。
僕が思考や習慣を変え、
自分の好きなことができるようになったのも
間違いなく読書習慣のおかげです。
いろんな本を読んで、
ともに人生に彩りを与えていきましょう!
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