FORWARD20周年インタビュー『世界中をBURNING にしたい』
2016年に結成20周年ということもあり、FORWARDのインタビューが別冊ペキンパーに掲載されることとなった。
自分がやっているバンドなので、俺がインタビューをすることができないので、FORWARDのスタッフであるFUKUにやってもらう形となった。
インタビュアーの違いにより、ほかのバンドとは違う雰囲気のインタビューとなったが、一番近くで観ていてFORWARDメンバーと言えるFUKUのインタビューだからこそわかる部分があるのではないだろうか。
加筆修正により掲載時の4倍近いインタビューとなるため、前後編に分けて公開する。
それでは後編をどうぞ。
FORWARD
Vo.ISHIYA/Gt.SOUICHI/Ba.YOU/Dr.AKIYAMA
インタビュー FUKU (FORWARD CREW)/文 ISHYA(FORWARD)
後編
「ISHIYA 本当にAKIYAMAでいいの?だってAKIYAMAだよ?」
—YOUさんの足のこととかもあったんですけど、ドラムが抜けたんでオーディションして探したってことですか?
ISHIYA そうだね。抜けたときにじゃあどうしようかって言って、何人かスタジオ入ってみようかって。その前にやりたいってやつがいたんだよね。
SOUICHI 和歌山のマサカリのドラムやってた子だよね。
ISHIYA やる気が凄くあったから何回かスタジオ入ってみたけど、ちょっと無理かなって。これでやるには時間がかかりすぎるなって。それで元COLORED RICEMENのユウキと、マリア観音の平野君とか何人かとスタジオ入ってAKIYAMAになったんだよね。
AKIYAMA それ何年?
—2009年ごろです。
AKIYAMA もうそんなんなる?
ISHIYA だってWAR,NUKE and DEATH SENTENCE(FORWARD 3 rdアルバム)は、お前が入って3年経ってからだろ。
SOUICHI 2009年にAKIYAMAが入ったんだね。
AKIYAMA そんな経つんだもう。7年ぐらいやってるんだね。4年ぐらいかと思ってた(笑)。俺なんてまさかハードコアでドラムやるとは思ってなかったからね。ビンボーズで一生終わると思ってたから。
ISHIYA ドラムオーディションみたいなのやるときに、俺がAKIYAMAはどお?ってみんなに言ったんだよ。それで色んな人とスタジオ入ったあと、みんなに誰がいいか聞いたら、全員AKIYAMAって言うんだよ。そのとき自分で「AKIYAMAはどお?」言ったくせに「本当にAKIYAMAでいいの?だってAKIYAMAだよ?」って言ったけどね(笑)。
30年以上に渡るバンド活動とモヒカンの髪型も今年で35年目。音楽での表現以外に、日本や海外、様々な場所での演奏経験や、10代から社会をドロップアウトした視点の文章を雑誌やWEBで執筆中。興味があれば是非サポートを!