FORWARD20周年インタビュー『世界中をBURNING にしたい』
2016年に結成20周年ということもあり、FORWARDのインタビューが別冊ペキンパーに掲載されることとなった。
自分がやっているバンドなので、俺がインタビューをすることができないので、FORWARDのスタッフであるFUKUにやってもらう形となった。
インタビュアーの違いにより、ほかのバンドとは違う雰囲気のインタビューとなったが、一番近くで観ていてFORWARDメンバーと言えるFUKUのインタビューだからこそわかる部分があるのではないだろうか。
加筆修正により掲載時の4倍近いインタビューとなるため、前後編に分けて公開する。
それではまず前編から。
FORWARD
Vo.ISHIYA/Gt.SOUICHI/Ba.YOU/Dr.AKIYAMA
インタビュー FUKU (FORWARD CREW)/文 ISHYA(FORWARD)
前編
「SOUICHI デビューライブで飛び入りだったし、4曲だけしかやんなかったんだよね。」
—FORWARDをつくったときの話を聞きたいんですけど、DEATH SIDE(ISHIYAとYOUがFORWARDの前にやっていた東京のハードコアバンド)を解散してちょっと時間があいて、ISHIYAさんとYOUさんで高知に行ったって話は聞いたんですけど、そこから結成はすぐだったんですか?
ISHIYA すぐだよね?デビューが1996年8月のG.I.S.M(日本ハードコアを代表する世界的ハードコアバンド)の企画の渋谷オンエアーだから。高知行ったのいつぐらいだっけ?
SOUICH 6月ぐらい?気が付いたら2人がバイクできてたからね(笑)。
—そのときはINSANE YOUTHはやってたんですか?
SOUICHI やってたよ。
—やてたところを2人がってことですか。
ISHIYA 悪魔がきたって言われてた(笑)。
—デビューライブはどんな感じでした?
SOUICHI デビューライブで飛び入りだったし、4曲だけしかやんなかったんだよね。 GAUZE(日本ハードコア黎明期から現在まで活動を続ける世界的ハードコアバンド)とG.I.S.Mに挟まれて。
ISHIYA 俺らのデビューライブだからそうしてくれたんだよ。
—なんでFORWARDって名前にしたんですか?
ISHIYA ライブ決まったしバンド名決めないとってみんなで集まってたときに、俺が色んな英単語を言ってたら、FORWARDってところで「それいいね」ってなったんだよね。
SOUICHI 前のめりだからいいんじゃないって。
YOU 俺が言ったのなんてテレフォンセックスだもんね(笑)。
30年以上に渡るバンド活動とモヒカンの髪型も今年で35年目。音楽での表現以外に、日本や海外、様々な場所での演奏経験や、10代から社会をドロップアウトした視点の文章を雑誌やWEBで執筆中。興味があれば是非サポートを!