ISHIYA私観ジャパニーズ・ハードコア30年史外伝〜「失った右手が掴んだもの」マサミ伝 購入者特典 #1 THE COMES
noteで連載していた【ISHIYA私観ジャパニーズ・ハードコア30年史外伝〜「失った右手が掴んだもの」マサミ伝】が、タイトルを【ISHIYA私観ジャパニーズ・ハードコア30年史 番外編 右手を失くしたカリスマ MASAMI伝】と変更して株式会社blueprintより書籍化され、大変多くの方に読んでいただいております。本当にありがとうございます。
「ISHIYA私観ジャパニーズ・ハードコア30年史 番外編 右手を失くしたカリスマ MASAMI伝」特設サイトhttps://blueprint.co.jp/lp/ishiya-japanese-hardcore-extra/
書籍化にあたり、note連載時には書いていない話やエピソードを加筆しました。章立てなども変更し、幼少期から年代ごとに順を追って話を構成したため、note連載とは違った印象になるかとも思います。
その上秘蔵写真や、ザ・クロマニヨンズのボーカルで元ザ・ブルーハーツ、ハイロウズの甲本ヒロト君や、X JAPANのYOSHIKIへのインタビューなどもあり、noteの「失った右手が掴んだもの〜マサミ伝」を購読してくださったみなさんの中には「書籍を買えばよかった」と思っている方もいるのではないでしょうか?
何か損したような気分になってしまうのも、非常によくわかります。言い訳がましくて申し訳ないですが、連載を進めていたら書籍化の話が来たため、連載当初から書籍化が決まっていた訳ではありません。
そのあたりがフリーの売文業という不安定さであり、noteで連載をして販売しているのが実情です。
そのためnote連載の購読者の方々には、多大なる感謝があります。
連載開始時から購読してくれた方々や、書籍化前にnote連載を購読してくれた方々、書籍化されたにも関わらずnoteを購入してくれた方々への感謝と、俺みたいな人間が書く文章を楽しみにしてくれたnote連載購入者だけのために、おまけ特典として、書籍や連載には書かなかったこぼれ話や、書籍発売後に聞けた話などを何回かに渡って書いていきたいと思います。
note連載を購入していただけたために、モチベーションが上がり連載を続けられた部分も大きかったです。購読者がいるという事実が作者にとってどれほど嬉しく励みになるか。
本当にありがとうございました。
それではしばしの間、またお付き合いしていただければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。
ISHIYA
「#1 THE COMES」
東京でハードコアパンクが出現したのは1980年から81年頃になるのだが、DISCHARGEの出現と時を同じくしているところを見ても、イギリスからの影響は多大なものがある。
1978年から1982年頃のパンクロックが終わる頃からハードコアパンク出現する時代に、日本のパンクや後のハードコアパンクバンドには、ロンドンに行って帰って来た人間が何人かいたようだ。
原爆オナニーズのタイロウ、AUTO –MOD、AXE BOMBERのジュネ、GAUZEに加入することとなるヒロの他に、THE COMESのボーカルチトセも、同時期にロンドンに行ったひとりであったという。
30年以上に渡るバンド活動とモヒカンの髪型も今年で35年目。音楽での表現以外に、日本や海外、様々な場所での演奏経験や、10代から社会をドロップアウトした視点の文章を雑誌やWEBで執筆中。興味があれば是非サポートを!