ISHIYA私観ジャパニーズ・ハードコア30年史外伝〜「失った右手が掴んだもの」マサミ伝 購入者特典 #3 チフス、THE WILLARD、ルート66が居る高校
「#3 チフス、THE WILLARD、ルート66が居る高校」
前回ハードコアパンクが出現する以前の東京アンダーグラウンドシーンで、非常に重要な存在であり東京ハードコアの礎となったBODIEについて触れた。
そして1981年、東京にハードコアパンクが出現するのだが、それまでの間には東京ロッカーズが終わりを迎えたシーンに、本当の意味でのニューウェーブ(新しい波)を作り出していたバンドが、BODIE、じゃがたら、THE STALIN、チフスなどであった。
この時期に観客や新しくバンドを活動させた人間たちが、ハードコア創成期のバンドの中心となっている場合が多い。
そのバンドの中でも、チフスやミドルクラスは、後の東京アンダーグラウンドシーンの中心となるバンドを結成するメンバーが存在した。
その周辺の話を、当時病原体で活動し、後のルート66、現在はブルースビンボーズやバンド・オブ・バクシーなどで活躍する石井明夫が話してくれていた。
30年以上に渡るバンド活動とモヒカンの髪型も今年で35年目。音楽での表現以外に、日本や海外、様々な場所での演奏経験や、10代から社会をドロップアウトした視点の文章を雑誌やWEBで執筆中。興味があれば是非サポートを!