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あ、世界堂いこっと。

タワーレコードと世界堂って似てる。
どちらも「それしかない」があるからだと思う。

36歳になって、その時の気分で会える友達が極端に少なくなったことに気がついた。同時に今までが恵まれ過ぎていたことにも気がついた。
そうなると自分で自分を満たす行動に自然と心が傾き、暇を見つけては世界堂に足が向いてしまうのです。

ショート動画追いかけマシンになるよかマシと、軽い気持ちで新宿三丁目にある世界堂に訪れたが最後、スタンド攻撃を受けたのかと疑うほどの時間経過を体感。光陰矢の如し。
そして世界堂の店内を、さんピンのニトロばりにウロついている中で時折思い出すのは、高校受験の塾が一緒だった高田の桂ちゃん。

大学のミスターコンテストの質問で、お金がないときにどういうデートをしますか?という問いに対して一言「文房具屋」と答え、見事グランプリを獲得した、あの高田の桂ちゃんのことを思い出すのだ。

尚、その他のメンズは「家でまったりする」的発言が目立ち、気色が悪かった。
盛りの見え透いた若者には色気がない。去れ。

ともかく世界堂の良さは、細分化と体系化がされてはいるが尚混沌としたものを、努力によって秩序立てて陳列されているところだ。
こういう意味でも、タワーレコードと似ている。あと池袋のジュンク堂書店とも似ている。

人生で散りばめてきたありとあらゆる出来事も、こうして並べてみることができたら幾らか楽になるのかもしれないななんて、そんなことが頭をよぎる。


あ、PS、ブックオフの洋書コーナーは、なにやら海外の本屋に来たみたいなキブンになれるので、大変にオススメいたします。かしこ

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