知らぬ間に増えていた『おかし』
お菓子を見てたら『おかし』のことを思い出しました。
『おかし』とは小学校の校内に貼られていた「おさない(押さない)・かけない(駆けない)・しゃべらない(喋らない)」の頭文字をとった避難訓練用の標語です。
略語、もしくは日本語版頭文語・頭文字語であろう『おかし』。
どうやら私の知らぬ間に文字数が増えていたようです。
「おかし」から「おかしも」へ
「おさない・かけない・しゃべらない」+「もどらない(戻らない)」
「もどらない」が追加され四文字に。
「おかし=お菓子」だったのが「おかしも」となんだか中途半端な略語になってしまったのがちょっと残念です。
もちろん避難時に「戻らない」のは大事なことです。
「おかしも」から「おかしもち」へ
「おさない・かけない・しゃべらない・もどらない」+「ちかづかない(近づかない」
「ちかづかない」が追加され五文字に。
漢字にすると「お菓子餅」もしくは「お菓子持ち」でしょうか。
四文字バージョンよりはしっくりきますね。
別バージョン「おはし」
「おさない・はしらない(走らない)・しゃべらない」
「かけない」が「はしらない」になったことにより現代風になった感じがします。
「おはし」から「おはしも」、そして「おはしもて」へ
四文字は割愛。
「おはしもて」とは「おさない・はしらない・しゃべらない・もどらない・ていがくねんゆうせん(低学年優先)」だそうです。
どれも外せないことなので、完璧版としては「おか(は)しもちて」が今後のスタンダードになるのではないでしょうか。
漢字をあてても「お菓子持ちて」となりますし。
いずれにしても元々三文字だったのが嘘のようです。
避難訓練の標語で年齢チェックができてしまいそうですね。