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ボンドボーイ誕生!?

スパイ映画と言えば『007』シリーズが真っ先に思い浮かびます。

1962年の『007は殺しの番号』から始まった映画シリーズは、2023年現在までで24作品、主役である「ジェームズ・ボンド」を演じた役者は6人です。

1~5、7「ショーン・コネリー」
6「ジョージ・レーゼンビー」
8~14「ロジャー・ムーア」
15、16「ティモシー・ダルトン」
17~20「ピアース・ブロスナン」
21~24「ダニエル・クレイグ」

ちなみに私がイメージする「ジェームズ・ボンド」は、5代目の「ピアース・ブロスナン」です。
おそらく最初に認識した『007』だからなのでしょう。

そんな『007』シリーズですが、24作品目の『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021年公開)で「ダニエル・クレイグ」がボンド役を引退してから音沙汰がありません。
2022年の後半で新たなボンド役の噂程度のニュースが少し流れましたがそれっきりです。

大人気シリーズなので新作を作らないという選択肢はありえないでしょう。
7代目「ジェームズ・ボンド」や監督・脚本家の選考が難航しているのか、スパイ映画だけに水面下で密かに進めているのか。

公式からの発表がない以上、理由はいろいろと考えられますが、
私は”様子を見ている”のだと思います。

数年前から映画業界に吹き荒れているポリコレ旋風。
そんな中で白人男性の「ジェームズ・ボンド」を発表したら大炎上確定です。
今までと同じイメージの「ジェームズ・ボンド」にしたいのであれば、業界の流れが変わるのを待つしかない。
ポリコレ要素マシマシの作品はたいていコケているので可能性は決して低くないでしょう。

とは言え、それがいつになるかなんてわかりません。
時間を空けすぎて、『007』シリーズが忘れ去られてしまったら元も子もない。
ならば現在のレギュレーションで作るという決定を下すことも十分にありえます。

「ジェームズ・ボンド」を有色人種にすることは絶対として、男性だったら性的指向もマイノリティにするでしょう。
一番可能性が高いのは”黒人女性”だと思います。

”白人じゃない、男じゃない「ジェームズ・ボンド」”

なんて謳い文句はいかにも批評家受けが良さそうですし。

そして『007』シリーズで毎回話題になる「ボンドガール」。
今までは名だたる美女が演じてきましたが、昨今の風潮だとこちらも許されないでしょう。

こちらは「ボンドガール」から「ボンドボーイ」に変更されると予想します。
「ジェームズ・ボンド」が同性愛者の男性でも、異性愛者の女性でもパートナーとして成立するからです。

偉い先生(ジェンダー研究で知られる東京大学名誉教授)が、
”美人て言ったらだめ、でもイケメンはOK!”
とおっしゃってましたので、ポリコレ的にもイケメン「ボンドボーイ」はセーフなはずです。

はたして7代目「ジェームズ・ボンド」は誰が演じるのか。
「ボンドボーイ」は実現するのか。
公式からの発表を楽しみに待ちましょう。

まあ、私は映画『007』を最後までちゃんと観たこと一度もないんですけどね。

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