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3月4日は『バウムクーヘンの日』

バウムクーヘンはお好きですか?

3月4日は『バウムクーヘンの日』だそうです。

兵庫県神戸市中央区に本社を置くドイツ菓子製菓会社の株式会社ユーハイムが2010年(平成22年)に制定。
1919年(大正8年)のこの日、広島県物産陳列館(後の原爆ドーム)で行われたドイツ俘虜展示即売会で、同社を創業したドイツ人のカール・ユーハイムがドイツの伝統菓子「バウムクーヘン」を出品した。これが日本におけるバウムクーヘンの始まりであった。

https://zatsuneta.com/archives/103047.html

ご多分にもれず、私も大好きで甘くてしっとりとした食感がたまりません。
牛乳とよく合うんですよね。

ドイツと言えばバウムクーヘン、バウムクーヘンと言えばドイツなイメージですが、なんとびっくり本国ドイツでは珍しいお菓子なんだとか。

日本に来てから初めて食べた!? ドイツ人なのに!?
ドイツの人々はパンの代わりにバウムクーヘンを食べているんじゃないんですか!?
なんというかがっかりです。

なんでそんなことになっているかというと、ちゃんと理由はあるそうで、

実はドイツでは、バームクーヘンの製法はドイツ国立菓子協会によってとても厳格に定められているのです。
・ベーキングパウダーは使用しない
・使用する油脂はバターのみ
・配合は卵2:小麦粉1:砂糖1:バター1
・生地とメレンゲを合わせる別立て製法で製造する
・添加物は使用しない
上記の様に数々の基準があり、それらを満たしたものだけを「バームクーヘン」と呼ぶのだとか。さらに専用のオーブンで手間暇かけて焼く必要があり、高度な技術と経験が必要とされます。そうなると当然バームクーヘンを焼くことの出来る菓子職人や洋菓子店は限られてしまい、バームクーヘンにお目にかかる機会自体が少ないというのです。
このような理由から、ドイツ人にとってバームクーヘンは身近な洋菓子ではなく、お祝いやクリスマスなど特別な日に贈る最高級のお菓子と位置づけられているため、本場にもかかわらず見たことも食べたこともないという人がたくさんいるのだそうです。

https://www.frantz.jp/baked/baumkucheningermany.html

発祥地ならではのこだわりゆえ、なのですね。

日本に置き換えると、最高級の和菓子って感じでしょうか。

本場のバウムクーヘンを食べてみたいです。

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