龍（竜）のことわざ
昨年はウサギのことわざを取り上げたので、今年も龍（竜）のことわざを集めてみました。
竜虎相搏つ（りゅうこあいうつ）
すぐれた実力を持つ英雄や強豪同士が勝敗を争うことのたとえ。
龍と虎。
中日ドラゴンズVS阪神タイガース、越後の龍VS甲斐の虎、竜神丸VS邪虎丸など、ライバル関係を表すにはもってこいの存在ですね。
画竜点睛を欠く（がりょうてんせいをかく）
物事をりっぱに完成させるための、最後の仕上げを忘れること。また、全体を引き立たせる最も肝心なところが抜けていること。
テストでノーミスだったのに名前を書き忘れて0点になるなんてことも、これに該当するのでしょうか。
竜に翼を得たる如し（りゅうにつばさをえたるごとし）
強いものにさらに強さを加えることのたとえ。
似たような言葉だと、「鬼に金棒」「マジンガーZにジェットスクランダー」「ν（ニュー）ガンダムにフィン・ファンネル」「レベル99の勇者にロトの剣」「サノスにインフィニティストーン」あたりでしょうか。
竜は一寸にして昇天の気あり（りゅうはいっすんにしてしょうてんのきあり）
すぐれた人物は幼い頃から非凡なところがあるというたとえ。
まあ、たいていの人は「十で神童十五で才子二十過ぎれば只の人」なんですけどね。ぎゃふん。
千金の珠は必ず九重の淵の而も驪龍の頷下に有り（せんきんのたまはかならずきゅうちょうのふちのしかもりりょうのがんかにあり）
貴重な物は容易には得られず、非常な危険を冒さなければならないことのたとえ。
呪文の詠唱？
長い、読めない、わかりにくいので私が編集者だったらボツを出しますね。
同じような意味で「虎穴に入らずんば虎子を得ず」という「虎」のことわざがあり、ここでも「龍虎」なのはいとおかし。
今回は以上です。
さすが龍ですね。強者のポジションしかありません。
あやかりたいものです。