夏を表す小粋な季語
もはや体温を越える温度が当たり前になりつつある今日この頃。
暑い暑いと口にすればするほど余計に暑くなる気がします。
どうせ口にするなら美しい言葉にしておきましょうと、夏の季語から独断と偏見で見繕ってみました。
月涼し(つきすずし)
昔の夏は涼しい夜もありましたね。
霹靂神(はたたがみ)
青天の霹靂の「へきれき」です。
山滴る(やましたたる)
山も滴る良い○○……なんて表現があったりなかったり。いや無い。
田水沸く(たみずわく)
最近はぬるま湯どころか熱湯になってそうです。
苔清水(こけしみず)
その様子を想像するだけでもちょっと涼しい気分になれます。
やはり日本語は美しいですね。
少しでも涼やかな気分になれたら幸いです。