展覧会『日本の巨大ロボット群像』で解せぬこと
展覧会『日本の巨大ロボット群像』に行ってきました。
ロボットアニメ好きとしては見に行くべき、でも池袋まで足を運ぶのがめんどくさいなーと悩んでいたところ、友人から「一緒に行きませう」と誘いがあり背中を押されるかたちで参上した次第です。
1963年放映のアニメ『鉄人28号』から始まり、比較的近年のロボットアニメまでの歴史や当時の制作秘話、設定資料や書き下ろしのドデカイラストなど見どころ満載で、じっくりたっぷりねっとり堪能してきました。
おそらく目玉企画の一つであろう床一面に描かれた「実物大ガンダム」。
「実物大ガンダム」の上を歩いてその大きさを実感してみよう!という面白い試みなのですが、こちとらお台場の実物大ユニコーンガンダムと横浜の動くガンダムをその目に焼き付けた身、正直大した感動は得られませんでした。見た順序が逆だったら……。やはり絵と実物では迫力が違い過ぎますね。
友人と「懐かしー」とか「これは観てないな」とか「スパロボでは~」とかヒソヒソ話しながら出口までたどり着くと、こういうイベントには必ずある物販コーナーがビシっと待ち構えています。
巨大ロボット展なのでプラモや超合金も多数置いてあるのは当然として、棚に2~4万円の商品も無造作に陳列されていたのには度肝を抜かれました。せめてショーケースに入れてください。ヒヤヒヤしてしまいます。
グルっと一回りし、家族へのお土産として定番の会場限定クッキーを手に取りレジへ。滞りなく会計を済ませ会場を後にしました。
直後、あれ?と違和感を覚えます。
こちらの展覧会、会場ではチケットを販売しておらず当日券ですら事前によそで購入することになってました。私は行きがてらファミマで購入。200円近く手数料を取られてちょっとだけイラッとしたのはここだけの話です。
会場全体で金銭の授受が禁止されているのならわかります。防犯のため支払いはキャッシュレスにするのも致し方ないでしょう。だがしかし、物販コーナーでは現金その他もろもろオッケーでがっつり商売してるんですよね。
ならばチケットも会場で購入可能にすればよかったのではないでしょうか。
スタッフの数を減らす為にそうしたのでは?
いやいや、入口には4人のスタッフがいて2人は「チケットはお持ちですか?」と来場者に確認、他2人はもぎり担当でした。
チケットを会場で販売していれば確認役は必要なく、もぎりをしていた2人だけで事足りると思います。解せぬ。
1人でも多くの雇用を生み出すための業務形態だったとポジティブに考えることにしましょう。200円近く取られた手数料はチップと思うことにします。