「ふてほど」の適切にもほどがある解釈
ドラマ「不適切にもほどがある」の略称「ふてほど」が流行語大賞に選ばれて釈然としない方もいらっしゃることでしょう。私もその一人です。
だがしかし、そんなモヤモヤを払拭する天才現る。
「ふてほど」は『不適切報道』の略である。
それだ!
なんという素晴らしい解釈。
それなら納得です。
『不適切報道』……略して「ふてほど」。
これほど今年を表すに適切な言葉は他にありません。
すぐに思い出せるだけでも、
・大谷選手の自宅報道
・アメリカ大統領選挙の偏向報道
・兵庫県知事選挙にまつわる一連の不公平な報道
・とある国会議員宅火災における常軌を逸した報道
などでしょうか。
さらに、今年も相変わらず自分たちや特定の企業・政治家の不祥事といった不都合なことには伝家の宝刀「報道しない自由」を発動しだんまり。
ジャニーズ問題を反省し、公平・公正なジャーナリズムを目指すのではなかったの? 何も変わってない。
まさに「不適切にもほどがある報道姿勢」です。
毎年なんだかんだと批判をあびている流行語大賞選考委員の方々ですが、もしも「ふてほど」にダブルミーニングを潜ませていたのであれば、ちょっと見直します。あっぱれ!