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アルカディア号、発進! ~お久しぶりのプラモ記事~

次回予告から3ヶ月弱、なんとか年内に完成しましたアルカディア号。
宇宙海賊キャプテンハーロックの乗艦です。

私としては珍しくハセガワのプラモデル。

商品の名称は、
宇宙海賊戦艦 アルカディア 三番艦
「銀河鉄道999 ANOTHER STORY アルティメットジャーニー」版
で、スケールは2500分の1。

あれ? と違和感を覚えた方もいらっしゃるでしょう。
こちらはハーロックの生みの親である松本零士さんではなく、島崎譲さんが描く漫画「銀河鉄道999 ANOTHER STORY アルティメットジャーニー」のアルカディア号になります。

「銀河鉄道999 ANOTHER STORY アルティメットジャーニー」は、

「銀河鉄道999 40周年記念」として連載が開始され、エターナル編の漫画版および、エターナル編の完結編として松本零士が用意したプロットを基にしている。共作のきっかけは島崎が松本のファンでブログにファンアートを載せていたのが目にとまったからとされる。タイトルに「ANOTHER STORY」が付いているのは松本の描くエターナル編の分家的な位置付けのため。
内容的には劇場版「さよなら銀河鉄道999」に続く鉄郎の3度目の旅を描くもので世界観や鉄郎の年齢・身なりも劇場版旧2作品を継承している。漫画版のエターナル編の登場人物も多数登場するが、いずれも初対面でパラレルワールド的な扱いになっている。

Wikipediaより

松本零士さんが星の海に旅立ってしまっため未完になっている「銀河鉄道999」を完結させるべく現在絶賛連載中!
……と言いたいところですが、昨年から休載しております。ぎゃふん。


ランナーその1
ランナーその2&水転写デカール&アクスタ

パーツ数はガンプラに比べて少ないものの、バンダイ製ではお目にかかれないとんでもなく小さなパーツ、突き刺さりそうなぐらい尖りまくって極細のパーツに圧倒され一旦箱に戻しました。

作れる気がしない。
くしゃみでもしてパーツを飛ばしたり、パキッと折ってしまったら一発アウトです。
とは言え、開けてしまった以上引き返せません。

いつもならとりあえず仮組みをするところ、パーツの紛失や破損が怖いので止めました。
一つずつ丁寧にヤスリがけし慎重に組み上げていきます。数か所合わせ目消しも。
緊張感が半端ない。

全塗装する予定も、私が使用しているガンダムマーカーエアブラシシステムでは塗り分けが困難なため断念。
筆で部分塗装・ガンダムマーカーエアブラシシステムでクリアーつや消し・墨入れに変更です。

そんなこんなでパーツの紛失も破損もなくなんとか無事完成。


完成したアルカディア号の全長はおよそ23cm。
各パーツがいかに小さいかなんとなくおわかりいただけるでしょう。
ガンプラの十倍疲れました。主に精神が。

今回のチャレンジは水転写デカール。
水に濡らして貼り付けるやつです。
船尾にはためく海賊旗の髑髏がそれ。
単なるシールより薄いので、貼った感がほとんど出なくていい感じ。

使用したガンダムマーカーは、
ガンダムゴールド・・・船尾の模様
ガンダムイエロー・・・窓から漏れる明かりなど
ガンダムブラック・・・船首の髑髏の眼
ザクダークグリーン・・・ちょっと使ったもののほとんど目立ってない
ニューホワイト・・・側面とメインブリッジ上の髑髏

作成難易度の高さに、ケチケチせずもうワンランク上のキットを選べばよかったと後悔するも、飾る分にはこれぐらいのサイズじゃないと無理だよねとも思ってしまうなんとも複雑な心境です。

なんだかんだ言いつつも、戦艦型のプラモは初挑戦だったのでいい勉強になりましたし、バンダイ以外のメーカーというのも新鮮でした。
少しはスキルアップできたと思いたいです。
当分の間、ガンプラでいいかな……。
いやでも同シリーズで「クイーンエメラルダス号」が発売されたら買ってしまうかもしれません。並べて飾りたい。

999号もできれば横に並べたいところですが、小さすぎて今回のサイズで再現しようとすると楊枝ぐらいになってしまうので残念ながら断念。


アシェット週刊 『アルカディア号 ダイキャストギミックモデルをつくる』より

おわかりいただけただろうか。手前にある細い棒みたいなのが999号です。
アルカディア号、めっちゃでかい。

今回のまとめ。
アルカディア号はヘボモデラーが作ってもカッコイイ!!!


【次回予告】

何気に「水星の魔女」のガンプラに初挑戦だったりします。
バンダイの、そして最新のキットなのでサクッと組めることでしょう。
年内にできちゃうかも?









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