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78 カルチャーショック part3

それでは、カルチャーショックの part3です。
こちらでは、会社での経験を離れて、普段の生活で感じた違いについて、良くなかったことを書いていきます。

1、布団と枕が柔らかすぎる
これはカルチャーは関係ないと思いますが…
日本と比べるとベッドも枕も柔らかいので、私にとっては体も頭も沈みすぎて、来て1.2ヶ月は休まっているように感じませんでした。

ある程度の抵抗力を体が欲していたんですよね。
私の実家では、布団を畳の上に直置きして、寝ていたので日本の中でも硬めな状態で寝ていたのも影響していると思います。

この話と真逆の話を、日本に留学していた友達みんなから聞けるので、面白いですね。
今は、慣れて寝られているので、この後日本に帰ったばかりのときがとても心配です。



2、雨に濡れても気にしなさすぎる
オランダで天気がいいのは6月〜8月までの3ヶ月と言っても過言ではないくらい、その他の季節は曇っていることが多く、にわか雨が頻繁に降ります。

強い雨はなかなかなく、降ってもすぐ止むことが多いことから、オランダ人にとっては傘を刺すのが面倒なようで、みんな傘を刺さずにズカズカと歩いて行きます。

オランダ人の服装は、下はジーンズ、上は防水または撥水加工のしてあるフード付き上着が一般的なので、雨が降っても大したダメージはないようです。

服の需要がオランダ人の行動にフィットしたのかもしれません。
日本人は傘さしすぎ、すぐ傘さすと言われますが、さすがにびしょびしょになってしまう際にも、刺さないオランダ人には少し引いています。



3、オランダ料理は美味しくない
オランダ料理は美味しいか、美味しくないかと聞かれたら、そりゃ美味しくないですよね。

もちろん、普通に食べられますし、不味いわけではないですが、お隣のベルギーやドイツに行ったり、イタリアに旅行で行ったりすると、いかに違うかを思い知らされます。

全体的に、味が薄く、旨みがない。キッチンから香ってくる匂いはとても食欲をそそるのに、なぜかあまり味がないのです。

代表的な料理として、スタンポットというジャガイモを潰したものにグレイビーソースをかけて、ソーセージと一緒にいただくものがあります。
まあ、想像通りの美味しくも、不味くもない味なのですが、たまにパイナップルとレーズンが入ったり、ザワークラウトという酸っぱいキャベツの漬物が入ったりします。

もうこうなると、全然美味しくないんですよね。ジャガイモと絶望的な組み合わせです。

オランダ人が、いかに食に興味がなく、食を栄養を摂るものと位置付けて、合理化していることが分かります。

もちろん、オランダ人もミートソースパスタやポキ丼などオランダ料理以外のものを食べるのに美味しく食べられる食事はありますが、基本的にめっちゃ美味しいとは言えないですよね。

ホストファミリーのご飯は、ホストファザーがお米が好きなこともあって、週3.4でご飯を食べていて、それに合わせるカレー味の炒めものや、トマト系の炒め物が美味しいです。


4、夕飯のあまりを捨てる
こちらに来て衝撃的だったことが、夕飯のあまりを捨てることがあることです。

その日は、ミートソースパスタを食べていたのですが、ミートソースだけ少し、(と言っても一食の半分くらいはあった気が…)、余ったので、どうするのかと思ったら捨てていました。

もったいないという感覚がないんでしょうね。
外食に行って無理して食べ切ったり、嫌いなものを頑張って食べたりする必要はないと思いますが、少し余っただけで捨てるのは違うかなと個人的には感じました。


5、賞味期限を気にしない
これは一緒に暮らしているホストファミリーだけかもしれませんが、ハムなどのお肉や牛乳の賞味期限を全然気にしません。

私も2.3日くらいまでは、いいですが、流石にそれ以降になるとナマモノや乳製品は気になります。

ホストファミリーとしては、変な匂いがせず、食べてみて大丈夫だったら問題ないそうですが、私は気にします。

また、だいぶ過ぎてもう食べないと思われるものでも、しばらくの間は冷蔵庫に入れっぱなしになっていることが多いです。
なぜ捨てないのかなと疑問に思いながら、私も放置してしまっています。


6、洗い物に泡がついていても気にしない
ヨーロッパのお家には基本的に食洗機が備わっているので、手洗いすることはあまりありませんが、
テフロンのフライパンなどは手洗いする必要があります。また、ホストファミリーのお家には食洗機がないので、毎日手洗いです。

ヨーロッパの人は、シンクにお湯を溜めて、その中でスポンジに洗剤をつけて、洗って、溜まっているお湯につけて軽く流したら、そのまま干すところへ、洗うお水と流すお水を変えることはありません。

日本みたいに水が豊富な国はそう多くはないので、(オランダはめちゃくちゃ豊富ですが、硬水と軟水の関係があるかもしれません)流す水をもったいないと感じるのでしょうか。

泡がついたまま、もしくは泡だらけのまま乾かされているのは、えっ!これでいいの?と抵抗があります。結局、使うときに泡が見えていなければ何も思わないのですが。


7、トイレを流さない
これは、オランダというよりホストファミリーがだと思うのですが、小さい方はトイレを流していないことが多いですね。

ホストファザーは65歳なので、夜よくトイレに行きます。
これも水不足を考えて、節水で流していないそうなのですが…

トイレは洗面所の隣にあり、トイレの上には物を置く棚があるので、たまに事故があります。

私は用が溜まっているところに物を落としたことはありませんが、遊びに来てくれた友達は落としていました。笑えないですね笑

これはトイレを流さないのが問題というより、トイレ周りにいろいろものがあったり、洗面所があったりして事故が起きやすいのが問題だと思います。


8、交通ルールを守らない
オランダはきちんと交通ルールは整備されているのにも関わらず、自転車の逆走、歩行者が自転車レーンを歩く、スピードの出し過ぎ、自転車の無灯火運転はよく見られます。

警察に捕まると60€以上の罰金になるのですが、みんなやっているからいいや、こっちの方が早いから、面倒だから、お金を払えば解決するからなどの利己的な理由でルールを破る人が多いです。
警察があまりパトロールに行かないからという理由もあります。

ホストファザーはルールにきちんと則る人なので、守らない人が増えてきて、とても起こっていました。


段々と、文化の違いというより、私の感じた違いや不満を列挙していくような形になってしまいましたね。
うまく伝わって、読んでくれる人が、その違いを楽しんでもらえたら嬉しいです。

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