48 作業日誌 9/23〜9/27 Week25
水曜日〜日曜日まで5日間、左手首を休ませれば治ると思っていましたが、僕の読みは甘かった…
筋肉痛などであれば、仕事で使っていれば直るので気にならないのですが、今回ばかりはちゃんと直さないと、すぐに再発しそうな雰囲気があったので、慎重になりました。
少し我慢すれば仕事ができるくらいの状態にはなっていましたが、まだ痛みは感じていたので、段ボール折りやレタスを捨てるなどできる仕事を行いながら様子を見ることにしました。
レタスを捨てるという作業について説明します。
レタスは基本的に毎日一定量を収穫します。
収穫した一部は半年ほどの契約をしているため、既に売り先が決まっていますが、残りは、レタスのサイズやクオリティを見ながら売り先を選んでいきます。
ただ、売り切れないレタスも出てきて、時間が経つと品質が悪くなってしまい売り物になりません。
また、レタスを出荷したとしても、品質が悪いと判断されると会社に戻ってきます。
そのままゴミ箱に捨てられると楽なのですが、レタス一つ一つプラスチックの袋で包装しているため、それから出して分けて捨てなければなりません。
一つのパレットに10個入りレタスの箱が15×5=75箱あったりするわけで、多いときは10パレットくらい捨てるのでけっこう大変な仕事になります。
もちろん、プラスチックはリサイクルされますし、レタスは牛の餌になります。
こういう事情でレタスを捨てるというのは仕事になるわけです。
さて、幸いにも、今週は僕の住んでいる地方で種苗会社がオープンデーを開いていて、もともと訪問する予定があったので、水木金と後半の3日間は、種苗会社にお邪魔し、見識を広げることができました。
水曜日と木曜日はBejoという種苗会社に行きました。
ここはかなり大きくやっていて、たくさんの来場者がいました。
そのため、農業機械にまつわる様々な企業がブースを持ち、自社の製品をアピールしていました。
様々な企業が参戦していると、それぞれとお話ができてとても有意義です。
ツアー見学も充実していて、Bejoの加工場の中に入らせてもらったり、実験の過程を見させてもらったりするなど、普通は見られないところまで見学ができました。
来場者に無料で振る舞っているビュッフェもあり、それも美味しく楽しめました。
詳細は後日Facebookにあげていきます。
金曜日はEnza Zadenに行きました。
この日の予定は、会社をぐるっと見た後、16時頃から始まる就職説明会のようなものに参加する予定でした。
Bejoのような大きいものを想像していましたが、こちらは試験圃場と仮設の建物のみと簡素な感じで、到着してすぐに暇になってしまいました。
さらに、この日は天気が大荒れで、風も雨も強く、外に出られなくなりました。
ただ、Enza Zadenのスタッフの方がとても優しく、時間まで仮設の建物の中でゆっくりしていていいよということで、温かい飲み物やお菓子をくれて、僕の質問に丁寧に答えてくださりました。
さらに、14時頃からオランダの学生が来て、試験圃場を回るツアーにも同行させてもらいました。
16時頃からは、僕はそこに就職をする予定はありませんでしたが、あれこれ種苗会社について、オランダと日本の違いについて、多くの人とお話しする機会を頂けました。
とても素敵な方が集まっている素晴らしい企業だなと感じながら、ディスカッションを楽しみました。
こちらも詳細は後日Facebookにあげます。
さて、土曜日は、他の研修生が会社を訪問してくれました。
ボスがどのように会社のことを説明するのか、ある程度会社を知ってから聞くのは新鮮で面白かったです。
知らなかったことがほんの少しありましたが、ほとんどは経験して知っている内容だったので、ある程度研修は進んでいるのかなと感じました。