『あなたは怒りの炎をコントロールできますか?』
怒りの感情は、人間の感情の1つです。
人が自分を守りながら生きていくためには、必要かつ大切な感情ですが、
「怒ってはいけない」「怒りは悪」というイメージを持ってしまいます。
この背景には、
◆ 怒りの感情のコントロールが難しい
◆ 人や自分の傷つけてしまうことがある
◆ 怒りの取り扱い方法を教えられていない
などがあると思います。
その中でも私は、
「怒りの取り扱い方法を教えられていない」ことが大きいのではないかと思います。
◆ 怒りの感情の取り扱い
感情は自然に湧いてくるものです。
そのため当たり前で、仕方ないこととして受け入れてしまいガチですが、
なぜそのような感情が湧いてくるのか、どう取り扱えばいいのか、取り扱い法を理解することで安心安全に扱えるようになる、と思います。
例えば、火の取り扱いです。
火の取り扱い方法を間違うと、火傷や火災など生命や財産を脅かす事態に発展するなど危険を伴います。
子どもの頃から、火の取り扱いや危険について学ぶことで、安心して使えるようになります。
同じ様に怒りの感情も、取り扱いを学ぶことで安心安全に対応できるようになります。
◆ 怒りは、「火」をイメージする
怒りは、「火」に例えられることがありますが、まさにその通りだと思います。
「怒りで炎上した」「怒りが飛び火する」「烈火のごとく怒る」などと表現されることがあります。
「火」は「文明の象徴」ともいわれ
「火」が使えたからこそ文明は発展した、といあるでしょう。
火は、適切にコントロールできるならば
「調理、照明、暖房、エネルギー(火力)」などいろいろ便利で役に立ちます。
しかし、その反面でコントロールできなければ「火災、噴火、火傷」など
生命や財産を脅かす存在でもあります。
◆「怒り」も適切に使えば、「怒りをバネに」というように普段以上の力を発揮するための
エネルギー源となりますが、
コントロールできない「怒り」は
突然、炎上して迷惑かけたり
人の心身に危害を与えたり、
周囲に嫌な雰囲気をまん延させてしまうこともあります。
◆「怒り」はコントロールできる
「怒り」や「火」を取り扱う際に
最も重要なのは、コントロールできるかどうかです。
必要な時に必要な場所で使えること
あっちこっちで炎上しないように
コントロールできていることが大切なのです。
また、火の特性や危険性を理解すること
なども必要です。
◆怒りをコントロールするには
客観的に意識できることが大切です。
今の怒りの火力はどれくらいか
弱火?、中火?、強火?
自分の怒りのレベルを
火力でイメージすると
少しわかりやすくなるのでは
ないでしょうか?
延焼しそうなときは
火力を下げる
近くの燃えやすい物から遠ざかるなど
いろいろな工夫をしながらコントロールすることで
安心安全に取り扱うことができるようになります。
コントロールされた怒りは、人に迷惑をかけることなく、大切なエネルギーとして便利に利用できるようになります。
【 まとめ 】
◆「怒り」や「火」を取り扱う際に
重要なのがコントロールできるかどうか。
◆自分の怒りのレベルを
火力でイメージすると少しわかりやすくなる
◆一人ひとりが自分の怒りをコントロールして
怒りの連鎖を断ち切れば
安心・安全な生活ができる!
今日もありがとうございます!
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