『承認は、人の為ならず　～　承認のススメ！』

◆ 人に否定されたり、無視や放置されたりするなど、自分の存在を認めてもらえなくて、苦しくなった経験ってありませんか？

　人は、自分の存在を認めてもらうと、安心するようにできています。

　なぜならば、人には「存在を認められたい欲求」があり、それが満たされることで安心できるからです。

　その一方で、存在を否定されたり、無視されたりすると、自分を脅かす敵とみなし、自分の身を守るための防御反応が起こります。
　
　自分の存在を承認し、受け入れてくれる相手であれば、安心感や信頼感を持つことができるので味方に感じます。

　自分の全てを受け入れてくれる安心安全の環境は、心を満たし、さらに成長したいというやる気を向上させます。

◆ 人は自分の存在を認めて欲しい

　承認についての身近な例は、挨拶の場面です。

　自分から挨拶した時に、相手も挨拶を返してくれるなどの反応があると、安心するし、うれしくなります。
　逆に、全く反応がないと嫌な気分になります。明らかに聞こえているはずなのに、目も合わない、反応がないと「何で？」と不安や不信の感情が起こります。
　人は、自分の存在や行為を認めてもらえないと嫌なのです。

◆ 承認の種類

　承認には、「結果承認」と「事実承認」があります。

　結果承認は、望ましい結果が得られた時に、承認することです。
　具体的には、「ちゃんとできたね」「よくやった」「えらい」などと褒めることです。
　この場合、成果が得られたら褒めるけど、成果が得られないと褒められない、という場合が生じます。
　自分なりに頑張っても、成果が得られないと褒められないので、いい悪いというを評価されているように感じる特性があります。
　
　事実承認は、相手の行動や態度など、事実を承認することです。

　具体的には、「がんばっていたよ」「真剣にやっていたね」「ここまでは、できた」など、いい悪いという評価はせずに、その人の行ってきた過程における事実を伝え返すことです。

　同じ承認でも、事実承認の場合は、その人の「存在を認める」という観点であり、どんな人や場面でも承認をすることができます。

◆ 人は認めてもらうと安心する

人は、自分の存在を認めてもらうことで、安心します。
安心安全の環境が得られると、生きる力やさらに成長しようとする意欲が湧いてきます。
　否定や無視など存在を認められないことで、不安になったり意欲がなくなったりします。

相手の存在を認めることを意識すると、相手に安心安全の場を与え、やる気を向上させる効果があります。また、安心安全な関係は、信頼関係を構築し、自分の味方を増やすことになります。味方が増えると、安心安全に過ごすことができるようになります。

「承認は人の為ならず」
相手の承認することで、自分に返ってくるのです。

承認のチカラを意識してみてはいかがでしょうか

◆まとめ

・人は受け入れられることで安心します。
・安心できると、心が満たされて、やる気や意欲が湧いてくる
・承認してくれる相手には信頼が生まれ、味方になれる

今日もありがとうございます！─────────────────────

◆メルマガ【アラフィフ自己実現道】http://mobile.mag2.com/mm/0001679433.html

◆メルマガ【心の１０秒チャージ！】
http://mobile.mag2.com/mm/0001675463.html

◆ツイッターhttps://twitter.com/@hirocoach1411