『「できた」が増えれば、自信が育つ!』
今回は「勝手な原理原則」を書かせていただきます。
これは自分が気づいた「人の行動や性質に関する原理原則」を勝手に書かせてもらうものです。
全般的には違うけど
「何となくあるかも・・」と思っていただける部分があれば幸いです^ ^
◆ 自信をつける最も効果的な方法とは
「自信をつける方法」で、最も効果的なやり方は何でしょうか?
それは……
自分の「できた」を集めることです。
「できている自分」を実感して、十分に味わうことで自分を信じる心が強く育っていきます。
今日は「自信をつける」をテーマに書いていきます。
「自信をもって生きる」
わたしにとって、若い頃のテーマでした。
子どもの頃から、引っ込み思案、人見知りで、何をやるにしても、自分から率先してやることは、ほぼありませんでした。
まず人がやった後でいい、いつも人の後ろについている控えめな少年でした。
「自分に自信をもちなさい」と人から励まされることや自分でも何とかしたいと思って、「自分はできる」「自信をもてば、何とかなる」と自分に言い聞かせるなど、自分でも努力しましたが、なかなか効果は得られませんでした。
これまでは、「自信はつけるもの」と外からの評価や結果、実績などが自信になっていくと考えていました。周囲からの評価や自分の中で完璧な状態が得られないと自信が付けられないと思っていました。
しかし、最近になって思ったのは、自分の中でどう考えるのか、自分がどう感じるのか、「自分の見方しだい」で自信はつけられるのではないか、ということです。
「人から評価されなくてもいい」「100%できなくてもいい。完璧じゃなくてもいい」と今の自分を受け入れることで、自分を信じる力がついてきて、自信がもてるようになったと感じています。
その視点がもてるようになってから、「楽に生きられるようになった」、と感じています。
◆ 自信を失うメカニズム
「できない自分」「ダメな自分」が大きくなってきた時は、何をやってもダメという自己否定感や不安・後悔、妬みなど、ネガティブ感情に支配されています。
ネガティブ感情は、心のエネルギーを消耗させて、「やる気」や「意欲」を逓減させていきます。
例えば、「心」が陶器のような器だとすると、自己否定感などのネガティブ感情は、器にできた、ヒビや穴です。そこから、やる気エネルギーが漏れてしまうのです。
心のエネルギーの減少で溜まらない状態になれば、行動する気にもなりません。
そして、行動出来ない状態が続くと、「自分を信じる力」はだんだん失われていきます。
◆ 心のエネルギーを意識する
人は普段から「体力」という活動する時の体のエネルギーは意識するものの、心のエネルギーというのは、あまり意識することがありません。
心のエネルギーとは、感情のエネルギーというイメージです。
ポジティブな感情はエネルギーを満たし、やる気を増大させますが、
ネガティブな感情はエネルギーを消耗して、やる気を逓減させます。
何か気掛かりや心配ごとがあると、体力はあっても、やる気にならないのは心のエネルギーが消耗しているのです。
人が「できた」と感じる時に得られる達成感や充実感は、その人の心のエネルギーを満たします。
そして、だんだんエネルギーがたまってくると、さらにやる気が漲っていきます。
その反面、「できない」「ダメだ」というネガティブな感情は心のエネルギーを減少させていきます。
心にぽっかりと穴が開いたように、心のエネルギーを放出していきます。
◆ 人は、「できた」が大好き
心のエネルギーを増やすのに一番効果的なのは
「できた」を集めることです。
「できた」ことの内容の大きさは、特に関係なく、小さくてもいいのです。
ちょっとしたことでも、「できた」と実感できることで、どんどん心のエネルギーは溜まっていきます。
わたしなりの具体的なやり方を紹介します。
行動を起こす前に「やる」と自分に宣言をして、実行したら「できた」と喜ぶことです。
そして、「やる」「できた」を繰り返すことで自分への信頼度は高まっていきます。
「やる」と1回宣言して、行動できたら「できた」と喜ぶ。
3回宣言して、3回行動して「できた」と喜ぶ。
10回「やる」と宣言して、10回「できた」と喜べば、
いずれの場合も実行率100%です。
すなわち「やる」と宣言した分だけ行動して、「できた」と喜べば、信頼度は100%になります。
この際、行動の大きさは、関係ありません。
大きくても小さくても1回は1回、「やる」「できた」を繰り返すと、「自信」という心のエネルギーがどんどん溜まってくるのです。
「できた」は心の器にエネルギーを溜めていきます。
人は「できた」が大好きなのです。
◆ 否定や不満は自信を失わせ、達成や満足は自信を育てる
自分に対してもそうですが、人に対しても「できた」という達成感を実感させることで、
心のエネルギーを溜めることができます。
心のエネルギーがたまってくると、自信が育っていくのです。
自信をつけるには、「できた」をいかに集めていくかがポイントです。
どんなものでも、何でもいいから
「できた」を集めて、心のエネルギーを溜めていけば、
人は、ますますやる気が満たされる様に出来ているのです。
普段から「やる」「できた」を意識して、
自信を育てる生活をしたいものです。
◆ まとめ
・何か気掛かりや心配事があると、
やる気にならないのは心のエネルギーが消耗しているから。
・「できた」時の達成感や充実感は、その人の心のエネルギーを満たす。
その反面、「できない」「ダメだ」というネガティブな感情は心のエネルギーを減少させる
・人は「できた」が大好き。
自分に対しても、人に対しても「できた」という達成感を感じさせると自信が育つ。