月報(2023年8月)
こんにちは!
今月も月報をお届けします。
コレクトラ
コレクトラの開発は概ね計画どおりに進みました。
モンスターイラストの作画が一段落して、全カードの性能を決める作業が進んでいます。
前作「カルドラシル」にはなかった新要素がいくつか追加されて、より面白い体験ができるようになる予定です。
プログラム面では、シーン統合を進めました。これにより、ダンジョン、町、戦闘、デッキ編集といった画面切り替えのローディングが消えて、快適になりました。
8月のgitコミット数は92件でした。
いたつく
8月27日に開催された横浜ゲームダンジョンに出展するために全力疾走しました。おかげで開発が進みました。
ショップをガラケーサイト風の見た目で実装
ボイス再生機構
とにかく短時間のプレイで楽しめるであろう状態にまとめる
スマホ版を動かす
8月のgitコミット数は204件でした。
横浜ゲームダンジョン
出展した感想
Switch版とスマホ版の二本立てで望みました。
試遊時間がなかなか長くなってしまうこともあり、二台用意できて良かったです。
試遊を二台安定して回すには、三人いれば大丈夫という学びがありました。
一般入場時間直前にSwitch版のバグが見つかり、フルタワーPCを持ち込んで机の下で直してました。ヤバいです。
良いフィードバックをもらえたので、さらに改良していけそうです。
タバコ屋さんとコンドルは飛んでいくが好評でした。
「アルティメットマウス」感想
これから書くことは完全に「作る側」の感想になるのですが、衝撃的な作品でした。
「1分間にマウスを何回クリックできるか競うゲーム」です。
これはすごい。虚を突かれました。
授業でプログラミングを習った小学生が作りそうな簡単すぎる内容です。
私は、このような企画でゲームを作り始めることができない。
どうしても、あれこれと要素を追加して「面白く」しようとしてしまうでしょう。
でも本当に面白くなっているのか。面白さとはいったいうごごご。
実際「アルティメットマウス」は会場で大勢の人を楽しませていました。
ゲーム内に表現された要素は私にも余すところなく伝わり、楽しみました。
かなり低いスコアに終わり、町を救えなかったのが悔しいです。
指先の連打じゃなくて、マウスを左右に振った回数での勝負だったら、バドミントンで鍛えた肘と手首のスナップで上位に食い込めたんじゃないかと思いました。
ゲームのコアの単純さに反して、スコアランキングが搭載されていて、センスのいい演出がたくさんありました。
全体としては完成度の高い作品で、写真でわかるようにゲーセンの筐体を模した外装をダンボールで作っていたりしました。
ゲームのコンセプトを説明してくれた方もテンションが高くて完璧なプレゼンテーションでした。
もうちょい面白くて中毒性の高いカジュアルゲームを手掛けるなどしたら、あっという間に遠いところに行ってしまいそうなパワーを感じました。
「Million Depth」感想
遊べたのがこの二本だけだったのが逆にツイていたんじゃないかとすら思います。
アルティメットマウスの対極にある作品という気がしました。
詰め込んだ要素が多い野心的なゲームでした。
特に良かったのは、操作性です。
左スティックで自機(主人公)を操作して、右スティックで武器(ファンネル的な奴)を操作するというのが気持ちいいです。
昨今の3Dゲームは左スティックで移動、右はカメラかエイムで決まってますね。スマホにはスティックがないです。なので、左で自機、右で浮遊武器という操作性はPC/コンソールの2Dゲームでしか実現できない物で、なおかつ快感があって、非常に良いと思いました。
これから書く指摘は100%ブーメランとして返ってくる、自分のゲームにも当てはまる内容なのですが、トレードオフがわかりにくいなと思いました。
ローグライク要素があるということは、複数のリソースを管理していく中にトレードオフがあることを意味しますが、何と何がどうトレードオフなんだというのがわかりづらかったです。(既にブーメランが刺さって痛いです)
あと個人的な好みとしては、未来技術、文明、滅亡といった要素を持つ物語なら頭のいいキャラが出て欲しいなーと思いました。
メディア掲載
ゲームエイト様に取り上げていただきました。
実況
Twitchで実況してくださっている模様。
エゴサ
ありがとうございます。
過激思想です。
ありがとうございます!
Switch版のクリアおめでとうございます。選択肢のニュアンスの変化にお気づきになりましたか。
ありがとうございます。
ありがとうございます!
色物w
コレクトラでも探索を面白くします!
コンプリートおめでとうございます!
遊んだゲームなど
ゼルダの伝説ティアーズオブキングダムは130時間以上プレイして、まだクリアできていません。
大人にはちょっとボリュームがありすぎる気がしますね。
最近のお気に入りアーティストは鈴木実貴子ズです。
「Slay the Spire」感想
このゲームは中毒性が高い名作で、今までに10回ぐらいアンイストールしています。
最近ひさびさにプレイして気づいたことがありました。
このゲームに登場する最初の三人にはちゃんとした裏設定がありそうで、四人目はちょっと後付けな感じがします。
最初のステージはおそらく幼稚園から小学校ぐらい。
二番目のステージは中学校からモラトリアムの終わりまで。
三番目のステージは大人の社会。
キャラの設定は
「純真な脳筋」「虐待サバイバー」「コミュ障ギーク」
みたいな感じですかね。
たぶん灰羽連盟(昔のアニメ)のようなダークな死後の世界です。
と考えたときに、もしかしてボスって、三人のキャラそれぞれのテーマに合わせてデザインされてるのか、と思い至って。
これ、もしかして、尖っているのが父親で、穴があいてるのが母親、というモチーフなのか・・・。
妙にくねくねしてるしなあ。
おそらくコミュ障ギークに対応するであろうタイムイーターも闇が深い。ゲーム作ってるのかな・・・。
9月の開発予定
コレクトラ
スキル実装
その他のデータ作成
いたつく
構成の見直し
イベントで得た改善すべき点の反映
それでは皆様、良い一ヶ月をお過ごしください。
石乃浦骨董店でした。