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「海外旅行記2001年~2018年」フランス編(2)=初めてのパリとドイツ、スイス周遊=

「海外旅行記2001年~2018年」フランス編(2)=初めてのパリとドイツ、スイス周遊=
         2025. 2.13記 石野夏実
 
※写真の左下は、北回りでヨーロッパに行く時にロシアのツンドラ地帯の上空を飛ぶので記念に撮ったものです。左上の「サベナ」名の飛行機は、もうありません。
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実は題名「海外旅行記2001年~2018年」は21世紀になってからの旅行記です、と期間を定めて題をつけたのですが。。。
一番多く出かけた都市はパリなので、旅行記のメインをパリにしようと思っていました。
 
それには最初のパリ旅行を書かなければ始まりませんが、初めてのパリ訪問は夫と参加した駆け足ツアーの一環だったのと、1998年か99年に出かけた記憶だったので外すつもりでした。
 
ところが、夫が整理整頓していた国内外の旅行アルバムの棚をよく見ると大発見が。。
出かけたのは2000年で、数冊のアルバムの中には「ドイツ、スイス、フランス3か国周遊ツアー」に参加した日程表や日付入りの写真の数々。。
やはり載せることにしました。 
このツアーは、次回からパリへ個人で旅行するきっかけとなった「2000.5.20~5.27ロマンチック夢紀行8日間」という阪急トラピックスの旅でした。
 
GW中の旅行は、今も昔もトンでもなく値段が高いのですが、連休明けはツアー料金も大幅に下がり、しかもフランス、ドイツ、スイス各地どこも気候も良く、心地よい旅行シーズンが始まっていました。
 
★先ずは初日、5月20日成田11:30発の"サベナ・ベルギー航空208便”で、ベルギー・ブリュッセルへ。ここで乗り継ぎドイツ・フランクフルト着です。
 
フランクフルトは欧州路線のハブ空港で、ドイツの中央部に位置してます。
地理的には便利ですが、首都のベルリンへは未だに日本からの直行便はないようで。。。
ベルリン、是非とも一度行ってみたい都市なので、どうしてないの?です。
 
ドイツの都市の人口と位置に興味がわきましたので※24年最新版です。
面積は日本の94%ほど、総人口は8500万人弱。(外務省2023年)
 
※人口ベスト5とドイツでの位置
1位 ベルリン 366万4088(東部) 
2位 ハンブルク 185万2478(北部)
3位 ミュンヘン(バイエルン州) 148万8202(南部)
4位 ケルン(ノルトライン=ヴェストファーレン州) 108万3498西部)
5位 フランクフルト(ヘッセン州) 76万4104(中央)
 
 ※サベナの航空機の機体の写真もあるのですが、当時2000年に乗った時期はすでに経営が悪化していて、翌01年に経営破綻とWikiに記載されてました。
あの頃の航空会社は政治情勢や事故、格安航空の台頭など色々あって淘汰の時代だったようです。
 
 フランクフルトに19時半に到着し市内のホテルへ。初日は移動だけで終わっています。
 
★2日目はフランクフルトからライン川クルーズです。午後からはフランクフルトの近郊、ハイデルベルグへ。ここにはドイツ最古のハイデルベルク大学があり、哲学、心理学、社会学の一流教授陣と優秀な学生も輩出している世界的に有名な大学です。城や橋や旧市街を観光。美しい街でした。その後郊外のシュベッツインゲンで宿泊。
 



<ハイデルベルクの街>


★3日目はハイデルベルグからアウトバーンをバスで飛ばし、古城街道を通って東側に位置するローテンブルグへ。180キロあり2時間ほどで到着。
この街は中世で止まったままの様な不思議で小さな街。この街全体が、おもちゃのように可愛らしくて、今でも買ってきたお気に入りのお人形を飾っています。ドイツで買ったのにフランス人形なのです。あとは三角帽子の魔女のおばあさんのお人形。
 

<ローテンブルクで買ったお人形たち>

午後からロマンチック街道を通りミュンヘンへ南下しました。
 
ツアーの食事は、ここミュンヘンでの夕食しか記憶に残っていません♪
ビアホール「ホフブロイハウス」(創業1589年の老舗の国立ホフブロイハウス醸造会社が直営するビアホール)で生演奏を聞きながら、ジョッキビールを飲み、本場の大きなフランクフルトソーセージとザワークラウト(酢漬けキャベツ)を食べます。全て美味しいです。
このビアホールは、なんと1000人も収容できるとガイドさんが言ってました。
ミュンヘンで宿泊。
このツアーのメインは、ドイツだったようです。日程の半分ほどを使っています。
 


<ホフブロイハウス外観とノイシュバンシュタイン城>


★4日目はミュンヘンからバスでフュッセンへ。
一番有名で白くて大きくてそびえたつ「ノイシュバンシュタイン城」観光です。
実は私は、観光名所にあまり興味がないのです。
 
このお城は歴史もあまりなく、美しいとは思うけれど古城の方が風情があるし、大きくてすごいなとは思うものの、みんなが行くから行くとか、有名だから行くとかという理由で自分から積極的に行くことはないのですが、ツアーなので行きました。
何か強く引き付けられるものがあり、行きたいとか行ってみようかなと思うわけで、例えば松本城を最初見た時に、いい城だなって思ったのと、松本の街も気に入り琴線に触れたので「また行きたいな」となるわけです。鉄砲蔵コレクションもすごいのです(必見)。
松本も立派な観光地ですが、、京都もね、、いいですね。何度でも行きたくなる。なぜか城崎や別府や下呂の温泉町も♪
+αの深さが欲しいです。それには年月の歴史も必要。
どんどん話題がズレますので、戻します。
 
ノイシュバンシュタイン城はブランド物を売っている観光城でした。
 今はどうなんでしょうね、知りませんが。。
そこの売店で、夫はフェラガモの長財布と小銭入れをセットにして買いました。免罪店だったのでしょうか。
ドイツでイタリアのフェラガモとは?ですが、本物でして、日本のデパートで買えばたぶん1.5倍くらいの値段だったんだろうと思います。
カード類の出し入れがやりにくいようですが、カードで払うとき本当に買ってもいいのかともう一度念押しするような堅さです。
さすがに角が擦れて色が剥げましたので、数年前に買い直しました。
免税店でやはりフェラガモ長財布を買いました。
いいお財布を使うと。。。お金を大事にするような気がします(笑)
 
このあとファドーツを経てリヒテンシュタイン(国)に。そしてリヒテンシュタインとスイスの国境を通過してインターラーケン(スイス)へ。
インターラーケンで宿泊。夕食は、ミートフォンデュでした。
 
 ★5日目は、インターラーケンからユングフラウヨッホ観光へ。バスで移動。
 




<登山電車からの車窓など>


クライネ・シャイデック駅(ユングフラウ鉄道の始発駅で標高2000M)から登山電車に乗り、高原に放牧された牛なども眺めながらアルプスを登っていきます。
アイガー北壁の内部を貫く鉄道を降り、ユングフラウヨッホが見える展望台に急速エレベーターで素早く行くことができます。
この展望台は3572Mの高さのところにあり、さすが世界有数の山岳観光地です。
氷河の照り返しの眩しさを戸外に出て見ることが出来ました。
 
ふもとの村でチーズフォンデュを生まれて初めてご当地で食べて、美味いと思いました。
 当時のアルバムに地名や長さなど詳細がメモられていましたので助かりました。
 昼食後、バスにてジュネーブへ。ジュネーブからTGV(フランスの新幹線で便利です)に乗ってパリへ。
到着駅はリヨン駅です。
かなり強行軍のツアーですが、疲れた人も何人かいたようです。おしゃべりもさすがに減りました。イビス系のホテルに宿泊。パリの観光は翌日1日だけですが目ぼしいところは全て回ります。
 
★6日目、終日市内観光。といってもベルサイユ宮殿まで行程に入ってます。


<ベルサイユ宮殿は圧巻>

ルーブル美術館、ベルサイユ宮殿、ノートルダム寺院、エッフェル塔、凱旋門、セーヌ川クルーズもあり。ランチはモンマルトルでムール貝のワイン蒸し。


<オルセー美術館をセーヌ川クルーズで眺める>

OPは、ムーランルージュのナイトショーだったようですが、パスでした。
疲れ果てて夜まで遊ぶスタミナがありませんでした。
ホテルは前日同様に空港近くのイビス系。

★7日目
お昼の便で、来た時と同じルートで帰りました。機中泊です。
★8日目
成田着は9:50でした。無事に帰宅。
 
初めてのパリでしたが、急ぎ足で団体なのでゆっくりできませんでした。
それでも有名どころは効率よく連れて行ってくれるので、ツアーが好きな人も多いと思います。
私は、この旅行(5月GW明け)のあと9月に次女とふたりで2回目のパリ旅行をしました。
初めて行く国は、最初は団体ツアーで行って、気に入ったら次に行く時は個人で行ってもある程度の知識と実体験ができているので、無難かなと思いました。
若い人なら、ぶっつけ本番でいいと思います。絶対その方が面白い。
旅って、計画を立てている時が最高に楽しいひと時だと思います。
半分くらい行った気になってしまうのは、私だけでしょうか。
 
21世紀からはだんだん海外旅行に慣れてきまして、個人でアメリカに行ったりヨーロッパに行ったりしました。絵画と美術館の建物自体が好きなので色々な街を歩きました。知らない町の鉄道は、駅舎も乗るのも好きです。

次からの旅行は団体ではなく、ひとりだったり、家族とだったり、友人とだったり。
 
次回は高校のバスケ部仲間(名古屋友人)と3人で出かけたパリ旅行です。
 
 
 
 

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