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ほれ、け。

どなたか、2月の石巻の風に名前を付けてほしいです。
心臓が止まりそうなぐらい冷たい風。

西の方から、とめどなく吹いてきます。
夜、真っ暗な会社の駐車場。冷え切った車。震えながらハンドルを握り、家に着く直前でエアコンが作動する毎日です。昨年もおととしも同じようなことを書いた気がしますが仕方がありません。今年の冬は、ひと味違う。これも毎年言っている気がします。

皆さま、どうもお久しぶりです。こちらは相変わらずです。
新聞社の2月・8月は、一年の中で最も暇な時期と言われることが多いけれど。まったく忙しい。決して景気は良くないけれど、忙しい。やることがあることは幸せだけれども、というありがたい日々を送っています。

先日、実施されたイベント。みらいに残す、ふるさとの食卓。4回目にして本年度はこれで最後です。テーマは春。メニューは「がんづき」です。
ご存じですか?がんづき。こちらでは、わりとポピュラーなお茶うけです。

知らない方に説明するのは難しいのですが、もっちりした、ういろう?
だいたい同量の小麦粉、砂糖、水を練り、型に入れて蒸すというシンプルなレシピ。クルミやゴマをのせたら出来上がり。作りたては、口の中で溶けていく独特の食感です。

切り分ける道具は糸。この作業には子どもたちも参加。この瞬間。大人になっても忘れないでほしいな。「こどもの頃、どこかでがんづき作ったよ」と記憶の片隅に残ってもらえたらうれしいなと思いながら、イベントを見ていました。

この記事のタイトル。「ほれ、け」

これは方言ですが、意味は、「ほら(おいしいよ)、食べなさい」です。


カッコの中の「おいしいよ」は、言葉にこそしませんが、必ず隠れています。

試しに下の動画を見てください。なんか良いと思いますよ。きっと。



イベントは春をテーマに実施しましたが、まだまだ石巻は真冬。

コロナ、インフルに負けずに頑張りましょう!

それではまた。

暖かくなったらまたすぐに面白いことをやろう。

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