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地域連携事業「ふしの夏まつり」でイベント実施!(令和5年度 アカデミーハウス 7月レポート)

7月は、地域連携企画を通して、多くの人との出会い、交流、そして、実践する月となりました。
地域連携企画として参画した「ふしの夏まつり」において、アカデミーハウス3期生によるイベントの企画、準備から運営まで行い、4月からアカデミーハウスで学んだ、哲学的思考、コミュニケーション、リーダーシップ、マネジメント、周囲を巻き込む影響力、セルフコントロール力を、実践する機会を得えました。
途中、様々な壁にぶつかりながらも、最後まであきらめず、やり遂げることができ、参加した全員が達成感を得ることができました。そして、これまでにない経験を通じて、多くのことを学んだ月になりました。

アカデミーハウスTシャツを着て、はいっポーズ!

≪7月の活動≫

1. PBL講座・グループワーク

7月のPBL講座及びグループワークは、ふしの夏まつりイベント企画の準備があるため、各グループできる範囲で活動を行うこととして、実施しました。その為、今月は月次進捗報告会も、来月まとめて行うようにして、まずは目の前に迫っている、ふしの夏まつりイベントにコミットすることに集中しました。

2.地域連携企画

「多様性」について発表して自由討論している様子

◆7月9日(日)「人と社会を考えるカフェ」交流会
元山口大学社会学教授 小谷典子先生を囲み、コーディネーター兼フィシリテータ―役を坪郷浩一氏(坪郷計算工学研究所所長)にお願いして実施していただきました。
今回は【多様性】をテーマにして、AH生とカフェメンバーからそれぞれ1名に発表してもらい、その内容について、参加者同士自由に討論を行いました。年齢差や、世代間ギャップがある中で、お互いの意見を聞きながら、様々な考え方や知識や情報を共有し、個々人の価値観に触れることこそ、多様性を深く学ぶ場となりました。
自由討論の後は、場所をアカデミーハウス活動室に移して、茶話会形式で和気あいあいと、親睦を深める時間を作り、今回の交流会の振り返りを参加者同士共有することができました。

3. アカデミーハウス企画イベント

シェフからパエリアの作り方で簡単レシピを教えてもらっている様子

◆ 7月22日(土)「シャアハウスでわいわいクッキング講座」
アカデミーハウスを市民の方に知っていただき、利用していただく為に、アカデミーハウスのシェアキッチンを活用した、クッキング講座イベントを実施しました。
山口調理製菓専門学校のプロの講師に学びながら、一般参加者とアカデミーハウス3期生とで、一緒に調理を行い、パエリア・ほうれん草のスープ・豆乳とヘーゼルナッツのアイスクリームを作りました。
みんなで作った料理を一緒に食べて、「美味しい!」との声が飛び交う中で、参加者とアカデミーハウス3期生が様々なことを話しながら、交流を深めました。
参加された皆さんは、アカデミーハウスを初めて知ったということで、「こんな素敵な施設が、新山口駅前にあるなんて知りませんでした!」、「生き生きと、きらきらした人にはじめて会いました!」等と感想いただくことができました。これからも、アカデミーハウスは山口市の人材育成施設として、多くの市民の皆さんに、活動を知っていただき、交流する機会を作っていきたいと思います。

みんなで作ったパエリアとデザートをいただきました!

4. 地域連携企画「第45回ふしの夏まつり」参画

ふしの夏まつり当日

◆7月29日(土)「ふしの夏まつり」参画
 ~アカデミーハウス企画イベント開催~

山口市小郡地区の最大の夏のお祭りである「ふしの夏まつり」が4年振りの開催されることになり、地元の吉南青年会議所様と、小郡地域づくり協議会様、地元企業、団体の関係各所が集まって、【ふしの夏まつり実行委員会】が結成されました。
今年は、アカデミーハウス3期生が、実行委員会に地域連携事業として参画し、地元の各団体と連携し、協働で小郡地区の地域振興活動を行うこととなりました。
アカデミーハウス3期生の与えられたミッションは、多くの若者にお祭りに参加してもらうイベント企画を立てて、ふしの夏まつりを、ひと夏の思い出として「ふるさとの心はひとつ」というコンセプトを実現することです。
その為に、まず一つ目は、お祭りのオープニングイベントで、夕方からのお祭りスタートで会場内をお祭りムードに一気に盛り上げることと、二つ目は、打ち上げ花火終了後に、お祭りのフィナーレを飾るイベントを行い、花火見物客をそのまま会場に残ってもらい、最後までお祭りを楽しんでもらうことです。
このミッションを達成すべく、3期生を2チームに分けて、ふしの夏まつりアカデミーハウス企画イベントプロジェクトがスタートしました。
【愛の主張】イベント(16:30~17:30)

愛の主張イベントステージ上で、司会はTYS原千晶アナウンサー

【光と願いのフェスティバル】イベント(20:40~21:50)

お祭りのフィナーレを飾ったスカイランタンイベント

3期生みんなでイベントを企画し、開催するまでの準備、スケジュール管理、関係各所との打ち合わせ、スカイランタン協賛協力依頼、アカデミーハウス内外関係者全員と連携して、ひとつのプロジェクトを完遂することができたことは、3期生にとって、とても大きな経験になりました。
途中、計画不足、準備不足、想定外のトラブル等、様々な壁がありました。無理かも知れない、と半ばあきらめかけたこともありました。しかし、メンバー同士で助け合い、支え合うことで、イベント1週間前になっても、尚、お祭りを楽しみにして来場された方を楽しんもらう為に、新たな企画を追加することに挑戦しました。

竹ラボ様の協力を得てスマイルキャンドルを作りました!

そして、3期生全員の思いがひとつとなって、お祭りに集中し、やり遂げたことが、アカデミーハウス生にとっての大きな財産となりました。
この思いと経験を、今度は自分達が行う、地域課題解決の為のPBL活動に活かせるようにしていきたいと思います。
吉南青年会議所様、実行委員会の皆さま、関係各所各団体様、テレビ山口様、協賛協力者様、ボランティアの皆様、お陰様でお祭りが無事終わりましたことを感謝いたします。
そして、何よりこの思い出がアカデミーハウス3期生並びに、お祭りに来られた全ての皆さまに、ふるさとの思い出として残りますことを祈念いたします。ありがとうございました!

夏まつり前日、明日の成功を祈ってみんなで円陣を組む!

≪利用者の感想≫

1. 7月の感想・気づき

ふしの夏まつりは、自分たちで企画から運営する初めての機会でした。多くの支えの中で、活動を無事終了することができました。ひとつの企画を進めていくためのリーダーシップは、雰囲気もよく、最後まで愛の主張チームが
盛り上がってイベント終了できたことが、非常によい経験
となりました。
PCTプログラム後半戦に向けて、PBLのチーム力も結束が深まったことが大変収穫あったと考えています。

私がふしの夏まつりで感じたことは2つです。
1つ目は、チームの目的を早期の段階で共通認識として定めることの重要さです。プロジェクトを行うときに「我々は何の・誰の為に活動するのか」というBe「目的を達成する為に何を行うべきか」というDo、この2つの要素が重要だと学びました。つい目先の手段を重視してしまうことが多々ありますが、Beという前提要素を常に意識していかなければ目的が達成できないと感じました。
2つ目はチームメンバーのモチベーションの重要さです。チームメンバーが「目的を達成する為に必要なものは何か」を各々が出来る形で実践していったことが、成功に繋がったと思います。メンバーのモチベーションを上げていくにはどのような行動・言動をしたらいいかを常に考えていきたいと思います。

今回のふしの夏まつりイベント企画は、多くの点で成功を収めましたと感じています。特に、集客の実績は目覚ましく、協賛組織との良好な関係作りも達成されました。
しかし、反省点も多々あります。各人の意識のズレや優先度の認識の甘さによる、スタートの遅れ、議事録、企画書、スケジュール管理の不充実、体調管理の不足、点灯式時のトラブル、当日の安全性などの多くの課題意識を持ちました。
今後は、イベント実現までのイメージを固めて実行していく、計画性を身につけ、協力して補い合う必要性を強く感じましたので、多くの方のご協力に感謝し、日々成長していきたいと思います。

AHメンバーの団結力が高まったことを感じました。みんなのポテンシャルの高さも感じることができました。これからも、同じ目的を共有し、方向性を合わせることを意識していきたいです。

ふしの夏まつりプロジェクトにおいて、計画性を持つことの重要性を学んだ。今後の活動のおいて、計画性を活かして行こうと思いました。また、 組織、集団において、どんな人にもそれぞれ適材があるという意識を持って活動していくようにしたいと思いました。

イベントや今後のPBL活動において、アイデアだけでなく、実行する道のりのルートイメージ、終着点と地図を描くようにするべきこと、起きうる可能性などを予測し文章、図式化してメンバーと共有することが出来るようにしたいと思います。また、地域の方や、外部の方と、連携して取り組む際に、最初に人間関係の構築することがとても重要だと感じました。

誰かがやってくれるという他力本願な気持ちを排除すること、自分に期待し続けることに気づきました。それが、結果としてチーム力を底上げすることに繋がっていれば、それに勝ることはないと考えています。
また、スケジュールや全体の動きを予め決めていくことで、各々のタスクが明確になり、効率的に実施できることを学びました。今回は、スケジュールを組むのが非常に後手に回ったため、ギリギリになるまでタスク管理が曖昧になった為、この反省を、PBL活動の企画を回していくにあたっては、全体スケジュール管理とタスク管理を確実に行っていくようにしたいと思います。

ふしの夏祭りという共通目標に向けて、3期生全員と交流を深めることができました。今後、それぞれのチームに戻ってPBL活動が進みますが、この人間関係を維持し、これからもっと信頼関係を築きあげていきたいと思います。

モチベーション作りに必要な要素として、経験の共有の重要さを改めて認識しました。しかし、ただ共にいる時間があれば良いというものではなく、その時間のなかで「どんな活動をしたか」「その活動から双方が何を得たか」「未来の時間軸で、その活動を振り返ることで共通の喜びとなるか」ということが経験だと思います。 アカデミーハウスの共同生活において、みんな活動ルームで過ごす時間が長くなったことで、時間だけでなく、心の共有ができるようになりました。

≪概要 プログラムの説明≫

1.アカデミーハウスについて

地域の次世代リーダーが住まう、居住型キャリア開発型シェアハウスです。
「自律」「実践」「時間の共有」をテーマに掲げ、予測できない事柄や未来の社会情勢に立ち向かえる次世代のリーダーを育むための共同生活空間です。共に暮らし、共に学び、共に成長する、PBL活動や地域貢献活動等を行う中で、ここでしかできない経験、自己研鑽を目指します。

アカデミーハウス外観

2. P.C.T プログラムについて


≪SNSのご紹介≫

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3期生インスタグラム

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