ホラー嫌いは回れ右!くらやみ遊園地に行ってきました!(ネタバレなし)
こんにちは!維新エンターテインメント株式会社の企画営業、ドラゴンです。
ホラーが大嫌いなことで有名な私ですが、東京出張の際に新宿駅南口にあるミッションクリア型ホラーアトラクション「くらやみ遊園地」に行ってきました。
2種類のアトラクションを体験してきましたので、それらの感想について、ネタバレなしで共有します。
その前に店の外観から。
新宿のビル群、ゲームセンターが並ぶ中、ひときわ不穏な雰囲気を放つ黒い手と赤い目玉が目に入ります。
あまりにも不穏すぎる。誰が入りたいと思うんでしょう。
隣にいる先輩はにっこにこで写真を撮っています。こういう人が入りたいと思うんですね。価値観の相違で解散するかと思いました。
店の前に立ち、看板を読んでみると、どうやらこのアトラクションは地下2階にある模様。わざわざ地下に作ってあるのも嫌な雰囲気を増長させます。人の心とかないんでしょうか。
僕は入り口にある肉まんのクレーンゲームがしたいと言ったのですが聞き入れてもらえず、骸骨が飾られている真っ暗な階段を下ることになりました。無念。
1.くらやみレストラン
まず初めに体験したのがこちらのアトラクション。
僕がホラー苦手なことを十分に把握してくれている先輩に「一番怖くないのでお願いします」と頼んだ結果、迷うことなくこちらのアトラクションを選んでくれました。頼りになる先輩って素敵です。
そして受付のお兄さんに渡されたのは宣誓書。年齢等の参加条件を満たしていることを確認するための物で、ホラー系コンテンツだとお決まりらしいです。自分は小学生だったかもしれないと先輩に訴えたのですが退けられました。本当に小学生だったらどうするんでしょうか。
半べそで部屋に入ると、うっきうきな店員さんが説明をしてくれました。どうやらこちらのアトラクションは「サウンドホラー」と呼ばれる種類の物で、耳で体験する物語のようです。
そんな物好きなエンタメがあるのかと驚いているこちらに店員さんは、「そうなんですよ~!なかなか体験できない音による恐怖コンテンツということで、こちらのアトラクションは当店のアトラクションの中でもかなり怖い仕上がりなんです!」と元気にご案内。
あれ?一番怖くないのって…思わず先輩に目をやると、そこには満面の笑みが広がっていました。頼りにできない先輩って嫌いです。
そうして案内が終わり、半べその僕と笑顔の先輩による"注文"が始まったのでした…
体験してきた感想としては、僕のお友達はやめておいた方がよいと思います。人間に5つ備わっている感覚のうちの1つが恐怖に支配されて大丈夫なわけがありませんでした。しばらくは暗闇になると記憶がよみがえってしまうのではないかと思います。命大事に。
また、若干残酷な描写を含むので、ホラーは大丈夫だけどそういう表現が苦手だ、という方も少し辛いかもしれません。
一方で、先輩はと言うと、そんな私を見て終始にっこにこでした。ホラーが好きな方は、苦手な方を連れて行けば倍楽しめるのかもしれません。でもそんなことするのは人としてどうかと思います。
ということでくらやみレストランのレビューでした。耳で死を感じることができますので、命知らずな方はぜひチャレンジしてみてください。
2.理科室に棲みつくあのコ
くらやみレストランを終えて早足で立ち去ろうとしたものの、先輩に捕まって泣く泣く次に選んだのはこちらのアトラクション。
受付で「怖さはそこそこに…」と言う先輩に被せて「一番怖くないのどれですか!!!」と聞いたところ、謎解き要素が最も強く、ホラー要素がほとんどないものとして案内してもらえたのがこれでした。やはり信じられるのは己のみ。
とはいえタイトルが「理科室に棲みつくあのコ」。ストーリーを見ると、「姿を見ると呪いにかかる、動く骨格標本がある理科準備室から時間内に脱出せよ」などと物騒なことが書いてあります。ホラーにしないと死ぬ呪いにでもかかってるんでしょうか。
本当に怖くないのか心配そうにしていると、横から「大丈夫だよ」と力強い一言を貰いました。この先輩は一体何が大丈夫だと思っているんでしょうか。詳しく教えていただきたいところです。
あまりの不安から店員さんに再度確認をすると、「このアトラクションは一番部屋が明るいんで!」とニッコリ。違うそうじゃない。逆に怖くなるじゃないですか。
人が信じられなくなっている僕を連れ、先輩は意気揚々と部屋に入っていくのでした。
こちらのアトラクションの感想について、部屋の中身、謎解きの内容に関してはネタバレになるため伏せますが、結果としては事前の案内通り謎解き要素が強く、ホラーが苦手な僕でも十分に楽しむことができました。本当に良かった。
無事にクリア者限定のステッカーももらえたので大満足です。やっぱり僕は小学生だったのかもしれません。二度と宣誓書は提出しません。
部屋を出ると、怖さに震えるお客さんが後ろに並んでいました。
かわいそうに、きっとあなたも友人に連れてこられたんですね…でも大丈夫。この部屋は"僕たち"にも楽しんで挑戦できる。そう脳内で伝えた僕の顔はきっと慈愛に満ち溢れていたことでしょう。怖がりな奴ら大体友達。
以上、くらやみ遊園地の体験レポートでした。
3月には開店1周年記念イベントとして、くらやみ遊園地すべての部屋を使った大型貸し切りイベント「くらやみかくれんぼ」も開催されるとのことです。この機会に、ホラーがお好きな方は行ってみてはいかがでしょうか。
僕は入り口にあった肉まんのクレーンゲームで十分です。