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クラウドファンディングについていい記事を書くには
クラウドファンディングについて書くのは難しい。
クラウドファンディングをやっている人のお金集めの助けにならなければいけないのだけれど、それを全面に押し出して、その人(たち)の代弁者になってしまうとただのPR記事になってしまう。
だから、なぜ自分がそのプロジェクトを応援したいのか、そのプロジェクトが実現したらどんないいことがあるのかを自分なりに咀嚼して、プロジェクト実行者から少し離れた第三者の視点で語らなければいけない。それができないと全く面白くないものになってしまう。
そんなに引っかからないプロジェクトでも頼まれれば記事を書くけれども、そういう記事は自分で読んでもやっぱりあまり面白くない。
今回は自信を持ってお届けできる全力応援記事。児童養護施設で暮らす子どもたちの心の傷を癒やし、自立するための活動を追ったドキュメンタリー映画のクラウドファンディング。
この記事を書く原動力になったのは、何より私自身が完成した映画を見てみたいという思い。声なき声を届けてくれる力を持つ映画というのがたまにある。この映画は、児童相談所に暮らす子どもたちという私たちが直接接することは難しいけれど、私たちが支えなければいけない存在の声を届けてくれる映画になるに違いない。だからぜひとも見てみたい。
クラウドファンディングについての記事についてなにか技術的なことが言えればよかったのだけれど、どこかで自分ごとにできなければいい記事はかけないだろうという結論でした。
でもそれは、どこかに自分ごとにできるポイントを見つけられれば書けるということでもある。