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ソーシャルシネマ

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映画を通して社会について考えられる映画(=ソーシャルシネマ)を紹介する記事を集めています。
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2019年11月の記事一覧

『i-新聞記者ドキュメント-』について考えていたら、日本の民主主義について考えることになった話。

『i-新聞記者ドキュメント-』について考えていたら、日本の民主主義について考えることになった話。

映画『i-新聞記者ドキュメント-』が公開されました。個人的に今年のナンバー1かなと思っているのでぜひ見に行ってほしいです。(画像クレジット:© 2019「i-新聞記者ドキュメント-」製作委員会)

そんな思いもあって、green.jpにこの映画についての記事を書かせてもらいまして、この映画についてはこちらの記事を読んでもらえれば、わかってもらえると思います。

そして、この記事を書くために、フィク

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障害者の遅れてきた思春期を描いた傑作ドラマ『37セカンズ』で、私が気づいたのは自分の心にある“距離”。【東京国際映画祭2019】

障害者の遅れてきた思春期を描いた傑作ドラマ『37セカンズ』で、私が気づいたのは自分の心にある“距離”。【東京国際映画祭2019】

恒例の東京国際映画祭、今年は3本しか見られなかったんですが、その中の1本がかなりの傑作だったので、こちらでもご紹介したいと思います。その作品は、脳性麻痺の女性が主人公という『37セカンズ』です。

一般には来年2月頃公開予定とのこと。

映画『37セカンズ』脳性麻痺の影響で車椅子生活を送る23歳のユマは、親友のマヤカと2人で漫画を描いて人気を得ていた。ただ、表舞台に出るのはマヤカで漫画を書くのはユ

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