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Fat Pad Signとエコー ~症例検討~
先日、来院された患者さんで表題の『Fat Pad Sign』が確認され、手の専門医へ対診する実例がありました。
今回は実例に基づき、『Fat Pad Sign』の理解とどんな外傷でみられるのかなど、症例検討しながらまとめていきます。
※今回はカンファレンスのような内容にしています。プライバシーに配慮した内容や画像を用いていますが、絶対に悪用厳禁でお願い致します。院内情報もありますので有料記事にさせて頂いておりますが、缶コーヒーより安く当院での受傷から鑑別・固定・医師連携までの内容を公開していますので、ぜひご購読ください。
1.今回の症例
患者情報)14歳、男子
受傷機序)
自転車にて通学中にタイヤが溝にはまり転倒。前方に両手掌をつく。そのまま学校へ行き、保健室で手掌部の挫創の手当てをしてもらう。しかし痛みがだんだんひどくなり、以前通院したことがある当院に来院。(受傷後2時間で来院)
身体所見)
Tendernss:肘頭(+)橈骨頭(+)
Swelling:肘後方(+)
前腕回内回外不能、肘関節屈曲伸展不能
ヒューター三角正常
受傷時の写真がこちら。
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