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受けるのは今! クーポン券を配布中!厚生労働省 風しんの追加的対策について

昭和37年度~昭和53年度生まれの男性の皆様へ
あなたと、これから生まれてくる世代の子どもを守るために風しんの抗体検査と予防接種を受けましょう!

なんか、ネット広告みたいな見出しになってしまいました。コロナ禍の最中に届いていたクーポンを使って、風しんの抗体検査を受けてきました。結果は1週間後です。実は風しんが流行していた一昨年にMRワクチンを接種しているので恐らくまだ抗体はあるはずなのですが…。当時ちょうど小学校PTAの役員をしており、小学校に頻繁に行くと妊婦さんを見かけることも多かったのです。

厚生労働省サイトより~『風しんに対する免疫が不十分な妊娠20週頃までの女性が風しんウイルスに感染すると、眼や心臓、耳等に障害をもつ(先天性風しん症候群)子どもが出生することがあります。(妊娠1ヶ月でかかった場合50%以上、妊娠2ヶ月の場合は35%などとされています)。妊娠中の女性は予防接種が受けられないため、特に流行地域においては、抗体を持たない又は抗体価の低い妊婦は、風しんが発生している地域では、可能な限り不要不急の外出を避けていただき、やむを得ず外出をする際には可能な限り人混みを避けていただくなど、風しんにかからないように注意してください。また、妊婦の周りにいる人(妊婦の夫、子ども、その他の同居家族等)は、風しんに感染しないように予防に努めて下さい。』

自分が感染源でうつすことは絶対に避けたいですし、そもそも風しんにかかると自分自身がつらい目にあうからです。新型コロナウイルスでワクチンのない感染力の強い疫病がどんなに恐ろしいか身に染みて感じました。また幼いころの経験がいまだに小さな心の痛みになっています。

幼稚園のときにおたふく風邪にかかり、その影響が今も残っています。日常生活にはほとんど影響はないのですが、不便に感じることもあります。そして当時の母の心境を考えるととても切ない気持ちになります。

遠くの評判がよいといわれる耳鼻科に頻繁に通いましたし、毎晩「温熱刺激療法」という民間療法を施術してくれました。我が子の身体を心配し、必死でいろいろしてくれたんだなと感謝しています。当の本人はのほほんとしてあまり気にしていなかったのですが。

それでも同級生に誤解されて強くとがめられたり、就職活動の時に不安を感じたりもしました。職種によっては明確に「採用基準から外れる」と告げられたこともありました。結果的には特に影響なく就職することができましたが。

風しん、おたふく風邪はワクチンがあり、みんなが接種すれば流行は防ぐことができます。風しんはMRワクチンとして現在は性別にかかわりなく公費による定期接種となっていますがおたふくかぜは任意接種です。そして風しんは「昭和37年度~昭和53年度生まれの男性」はほとんどワクチンを接種しておらず、流行の中心となり、抗体がつかない妊婦さんとそのおなかの赤ちゃんに影響しています。そして冒頭の厚生労働省の呼びかけになります。

先天性風しん症候群の方のインターネットでの発信を読んでいます。本来、しっかり社会として対策していれば防ぐことが出来たにもかかわらず、かかってしまったことに強い憤りと悔しさを感じます。新型コロナウイルスのワクチンや治療法はこれからです。まずはすでにワクチンがある風しんをストップ、根絶していきたいですね。


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