[電卓] 使いこなせていますか
電卓は、昔から使っているけど、このキーは触ったことない、何のためにあるだろうと思ったことはありませんか
私も触ってはいたものの、うまく使いこなせていませんでした
キーの意味を理解できると、いくつかのテクニックを使いこなせ、効率的に計算が行えるようになります
一緒に使いこなしてみませんか
メーカーや種類によって使用方法は多少異なりますので、ご注意ください
1. メモリー機能の活用
電卓には「M+」「M-」「MRC」などのメモリー機能があります。これを使うことで、計算結果を一時的に保存し、後で呼び出すことができます。
2. 定数計算
定数計算を使うことで、同じ計算を繰り返す際に効率的です。例えば、2の後に「×」を2回押すことで「×2」が固定化され、後は「=」を押すだけで計算ができます。
これにより、同じ数値を何度も入力する手間が省けます。
消費税計算: 定数を使った計算は、消費税や源泉徴収などの計算に便利です。
繰り返し計算: 「=」キーを押すたびに同じ計算を繰り返すことができます。
資産運用計算: 貯金や資産運用の計算においても、この機能は役立ちます。
3. クリア機能の使い方
計算中に間違えた場合、
全ての入力を消去する「AC」や、
直前の入力だけを消去する「C」ボタンを使うことで、再入力がスムーズになります。これにより、計算ミスを最小限に抑えることができます。
(「CE」あるいは「CI」キーは「C」キーと同じ役割)
「→」キーを押すと、画面のいちばん右側に表示されている数字が1文字だけ消去されます。
これらのテクニックを活用することで、電卓を使った計算がより効率的に行えるようになります。特にビジネスシーンや日常生活での計算において、これらのスキルは非常に役立ちます。
4. 税計算機能の活用
電卓には、消費税やその他の税金を計算するための「税計算」キーが搭載されているものがあります。この機能を使うことで、入力した金額に対して自動的に税額を計算することができます。例えば、税率を設定した後、金額を入力して「税抜」または「税込」キーを押すだけで、簡単に税額を含めた計算が可能です。
5. 時間計算機能
勤怠管理や給与計算に便利な「時間計算」キーを使うことで、時間の計算が簡単に行えます。例えば、6時間30分00秒という時間を入力する際には、各単位の後に時間計算キーを押すことで、複雑な時間の足し算や引き算が可能になります。
6. グランドトータル機能
「GT」ボタンを使うことで、計算結果を自動的に加算することができます。これにより、複数の計算を行った後に、合計を簡単に求めることができます。例えば、複数の商品の合計金額を計算する際に非常に便利です。
7.タッチタイピング
基本的には4本の指で、ホームポジションをとらえます。
<右手の場合>
▶人さし指:「1」
▶中指:「5」(小さな突起があることも多く、目印になる)
▶薬指:「3」
▶小指:「+」
同じ数を繰り返し足す練習や、1~10までの数字を順番に計算する練習が効果的です。
さいごに
仕事で使いこなしている人も、たまにしか使わない、全く使わない人も、家計簿や貯金や資産運用の計算や消費税の計算などにおいても、この機能は役立ちます。
アプリなどで簡単に計算ができてしまう時代ですが、まだまだお仕事では使う機会がありますので、覚えていて損はないですね。
試験では特定の電卓が禁止されている場合があるので、事前に確認しましょう。
機種によってキーの名称や機能が異なる場合があるため、使用前に取扱説明書を確認することをおすすめします。