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東海環状自動車道の可能性

東海環状自動車道の愛知県豊田東JC(新東名高速道路と接続)と岐阜県美濃関JC(東海北陸自動車道と接続)が開通したのが2005年。
今も様々な場所で工事は続いています。
 
昨日、「養老トンネル」の工事現場を視察させていただきました。
人生で初めて工事中のトンネルに入り、お恥ずかしいくらいにテンションが上がります。
 
トンネル工事のやり方も様々で、
ドリルで連続的に掘っていく(FON工法)、
発破(ダイナマイト)を使い、岩を砕いて土を掘りだし、トンネルの表面にコンクリートを吹き付けながら進んでいくナトム工法と説明を受けます。
養老トンネルはナトム工法。
 
「養老トンネル」は全長4.6キロで、
三重県側、岐阜県側と両方から掘っていて完成予定は4年後らしい。
 
ここが開通すると愛知県豊田市から三重県四日市市まで半円を描くように高速道路が整備されます。
豊田市と四日市までは伊勢湾岸自動車道で、
しかも半円の中に東名、新東名、名神、名阪、中央も繋がっているので東海地区の高速道路は、どこに行くにも便利になるのでしょう。
 
たとえば安八町は、元々、立地がいいので名古屋港まで50分弱、
これに加え、
トンネル開通後は東海環状自動車道を利用して四日市港も1時間かからなくなり、港を二つ利用できる感覚になることが予想できます。
 
トンネルの中で、ふと思い出します。
以前、様々な視点から岐阜県内の冒険を企画していた際、
「企画ばっか作ってどうするの?
本は?
「岐阜の海」とでもタイトルつけて書きやがれ!」
 とパートナーが言ったことを。
「岐阜の海」は現実になりそうです。
「わかったよ!で、本は?!」
   と彼女から叱られそうですが!
 
トンネルの中は見たことのない機械のオンパレードに大興奮。
僕にはSFの世界にしか見えませんでした。

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