安八町シンボルタワー完成!
安八(あんぱち)町内の防災倉庫、駄菓子屋や書店などの壁に描かれた作品の前に自転車や車が停まり、
写真を撮る方々を見かけることが時折あります。
壁画の作者はRoamCouchこと小川亮さん。
デザインを切り抜いた型紙の上からスプレーなどで吹きかける手法のステンシルアート。
浮世絵の技術も活かした手法も取り入れて描くことが特徴で、国内外で活躍されています。
海外では「ジャパニーズ バンクシー」、つまり「日本のバンクシー」と呼ばれることも。
「どこに住んでいても挑戦できる」
と僕が言うと、
「はいはい。アホみたいなこと言っとらんと働きなさい」
と笑われそうですが、
安八町在住で、活動拠点はニューヨークを実践されている方が身近にいると説得力があります。
子供たちにとって「可能性は無限」という生き方を見せてくれている小川さんは安八町、岐阜県、そして日本の宝物。
「人生は長いようで短いと思いませんか?
いつも死ぬまでに、あと何枚描けるんだろうと思いながら創作していますよ」
小川さんとお目にかかる度に怠惰な僕は反省しながら「時間」について考えさせられます。
現在、安八(あんぱち)町全体が常時、美術館のようになっていて、
RoamCouch 作品を13ヶ所で楽しむことができます。
トリエンナーレのような芸術祭があるわけでもないのに、作品巡りする人たちが年々、増えているといった声も、よく耳にするようになりました。
今後、安八町は、この壁画を中心に町全体が観光地になっていく可能性も十分、考えられます。
既にマスコミでも紹介され、今さらですが、
先日、大垣一宮線沿いの安八町商工会の場所に立つ看板がリニューアルされ、
RoamCouchデザインの安八町シンボルタワーが完成しました。
子供の未来を育む安八町っぼくて大好きな作品です。
これで彼の作品は町内で14ヶ所で楽しめることに。
近隣市町もいれたら20ヶ所近くなり、
今年も町外で、大きな作品が描かれる予定で、彼の作品が楽しめる名所は増えていくのでしょう。
今後も応援しながら、
一緒にできることはアンテナを張って実現させ、
何より一人のファンとして楽しませていただきます。
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