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京都早朝散走

 朝5時。
カーテンから外をのぞくと曇り。
鞄からバスタオルなどが入った銭湯グッズの袋を取り出し、友人の自転車で出掛けます。
前日の晩に鍵を借りておいて正解でした。
 
中京区から京都駅方面に向かい、
裏道をずんずん走っていきます。
心地いい風を浴びながら、
初夏の早朝を満喫……なんて思っていたけれど、
後で調べたら、6月末は既に初夏とは言えないらしい。
 
幹線道路に出ると、
これまた昼間の車であふれる街とは全く違う光景が広がります。
広い道を走りながら、京都市の財政がひっ迫しているとうかがった話を思い出しました。
1兆規模の政令都市の財政なんて、70億程度の田舎町に住む僕には想像もつかないけれど、
町議会議員に就任してから出てくる旅目線は大切にしたいと思います。
 
いろいろな視点から考えながらも、
「おっ?」と思う蕎麦屋やカフェ、建築物に目が留まるとスピードを緩め、
心地よさそうな神社が現れると、自転車を停めて参拝し……なんてしているうちに思考は移っていき、
あっという間に1時間ほど経っていました。
 
急いでお目当ての銭湯がある木屋町通りへ。
土日だけ6時から早朝営業しているのです。
この銭湯は手書きの新聞を発行されていて、
浴場の壁に貼られ、浴槽に浸かりながら、読み入ってしまいました。
のぼせ気味。
サウナにも入るつもりだったけれど、やめておきました。
 
写真は早朝に伺った銭湯とは違います。
こちらは、今回、京都在住の友人たちが連れてきてくださった元銭湯のカフェ。
内装、特に壁のタイルが素晴らしかったです。
 

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