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50代会社員の悩み?
時間や雇用契約にしばられない職業を全般的に「自由業」と呼ぶらしい。
その定義からすると、僕もボイストレーナーのパートナーも自由業に含まれるようです。
人生を振り返ると、これまで同年代で普段、食事をしたり、酒を酌み交わしてきた人たちも自由業の方が圧倒的に多い。
時間が自己管理なので当たり前といえば、当たり前なのかもしれません。
適当に飲みに来て、
「ちょっと戻って仕事するよ」
と事務所に戻ることも普通です。
時間や雇用契約とは無縁だけれど、抱えている仕事の締切はあるわけで。
それが、このところ同年代の会社員の方とも飲んだり、食事をする機会が増えた気がします。
この3年間、会社員は特に社内規定などからコロナ禍で食事する機会が激減していたので、そう感じるだけなのかもしれず、
もちろん、昨今の働き方改革もあるのでしょう。
そして、もう一つ。
50代半ばという年齢もあるように感じます。
現場で中心になってというより、
自分の部下にまかせ、見守る側になり、
「時間に余裕ができてね」
と、おっしゃる方もチラホラ。
時間に余裕ができて、いいじゃないかと思えるけれど、
これはこれで、今後のライフスタイルに不安を抱く方も多い。
一流企業で働き、温かい家庭も築き、時間に余裕ができ……と文字で綴ると素敵な人生に思えるけれど、それは外から見えるだけで本人なりに悩みもあるようです。
今後、会社の名前が外れても自分は社会で通用するのか、
会社から与えられた職務、目の前にある仕事に没頭してきたけれど、それがなくなった時、自分が何をしたいのかわからない……などつきません。
「いいよなぁ。自由業は…」
と、いつしか僕は説教されるわけで。
それも解せないけれど。
「自由業の不安定さを知ってから言ってほしいよね。
私なんて今回の舞台も赤字じゃないか!」
昨晩、パートナーは、50代になってから、やたら食べ始めた牛肉をつまみながら、ため息まじりに申しておりました。